私が卒業した愛知県の高校で同期会をやる、という。名簿を作るついでに、一文を寄せてほしい、という依頼があり、以下の文章を送った。
まだ元気ですか/身体に自信はありますか/好きなことはありますか/唄は歌っていますか/好きな本や作家はいますか/お酒を愉しんでいますか/気の合う仲間はいますか/時間を忘れることはありますか/まだ感動することはありますか/家族はずっと好きですか/伴侶を愛していますか/一生懸命生きてきましたか/たくさんの思い出はありますか/忘れたものはありませんか/捨ててきたものはありますか/やり残したことはありませんか/悔いや未練はありませんか/また好きなモノに出会えますか/逢いたい人はいますか/まだ恋はできますか/これからも人を愛せますか/誰かに伝えたいことはありますか/守っていくものはありますか/ずっと健康でいられますか/頭も心も健全でいられますか/いくつまで元気でいられますか/これからも生きていけますか/いつの日かきっと、また…。
やくたいもない文章を綴ってみた。タイトルは「まだ恋はできますか」と、ちょっと刺激的にした。身辺から、家族のこと、そして過去に思いを馳せ、これからの行方を見つめる、という展開にした。
東京在住で依頼されたのは三人で、あとの二人はまともに現在の個人的な心境を綴っていた。私もいろいろと考えてみた。
過去のこと、現在の状態、これからの思いなど、個人的なことならいくらでも書けるだろう。しかし、まあ、そんなものは読むまい、と思った。
それより、現在の自分のありのままの気持ちをストレートにシンプルに書き連ねたほうがいいのではないか、と思い、こうした文章になった。
どうとでもとれることで、ちょっと元気で、ちょっと戸惑い、ちょっともの哀しく、と読みようによって、それぞれの受け止め方ができるのではないか。
フォークを歌う君だからいいじゃないのか、と友人が感想をメールで送ってくれた。ややフォークっぽい感じは否めないが、それを意識したわけではなかった。
ここまで生きてくると、我々の世代の仲間も本当に千差万別だ。一様に括ることなんかできない。まだ大会社の役員もいるし、本気で恋をしているやつもいるだろうし、死病と闘っている者もいる。
ただ言えることは当たり前過ぎるが、ここまで生きてきた、そして生きていく、ということだけが共通している。そんな心境であるが、やっぱり拓郎に近いなあ。
「60からのマイソング55」を配信中。毎日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。また「Web写真人」でも検索できます。URLはhttp://shashingin.web.infoseek.co.jp
まだ元気ですか/身体に自信はありますか/好きなことはありますか/唄は歌っていますか/好きな本や作家はいますか/お酒を愉しんでいますか/気の合う仲間はいますか/時間を忘れることはありますか/まだ感動することはありますか/家族はずっと好きですか/伴侶を愛していますか/一生懸命生きてきましたか/たくさんの思い出はありますか/忘れたものはありませんか/捨ててきたものはありますか/やり残したことはありませんか/悔いや未練はありませんか/また好きなモノに出会えますか/逢いたい人はいますか/まだ恋はできますか/これからも人を愛せますか/誰かに伝えたいことはありますか/守っていくものはありますか/ずっと健康でいられますか/頭も心も健全でいられますか/いくつまで元気でいられますか/これからも生きていけますか/いつの日かきっと、また…。
やくたいもない文章を綴ってみた。タイトルは「まだ恋はできますか」と、ちょっと刺激的にした。身辺から、家族のこと、そして過去に思いを馳せ、これからの行方を見つめる、という展開にした。
東京在住で依頼されたのは三人で、あとの二人はまともに現在の個人的な心境を綴っていた。私もいろいろと考えてみた。
過去のこと、現在の状態、これからの思いなど、個人的なことならいくらでも書けるだろう。しかし、まあ、そんなものは読むまい、と思った。
それより、現在の自分のありのままの気持ちをストレートにシンプルに書き連ねたほうがいいのではないか、と思い、こうした文章になった。
どうとでもとれることで、ちょっと元気で、ちょっと戸惑い、ちょっともの哀しく、と読みようによって、それぞれの受け止め方ができるのではないか。
フォークを歌う君だからいいじゃないのか、と友人が感想をメールで送ってくれた。ややフォークっぽい感じは否めないが、それを意識したわけではなかった。
ここまで生きてくると、我々の世代の仲間も本当に千差万別だ。一様に括ることなんかできない。まだ大会社の役員もいるし、本気で恋をしているやつもいるだろうし、死病と闘っている者もいる。
ただ言えることは当たり前過ぎるが、ここまで生きてきた、そして生きていく、ということだけが共通している。そんな心境であるが、やっぱり拓郎に近いなあ。
「60からのマイソング55」を配信中。毎日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。また「Web写真人」でも検索できます。URLはhttp://shashingin.web.infoseek.co.jp