どうもうちのご飯があまりおいしくない、とかねがね思っていた。象印の炊飯器で、玄米も多少混ぜて、せいぜい2合程度しか炊かないから、まあ、無理はないだろうな、と納得していたものだが、先日NHKのまちかど情報局といった番組で、カセットコンロで炊ける鍋を紹介していた。
それでちょっと調べてみたら、この鍋は2万9800円と高い。これなら高級な電気炊飯器を買える、とあきらめたが、他の鍋にも目がいった。
分かったことは、ガスコンロに置いて米が炊けるということだった。なんだ、当たり前じゃないか、と思われるかもしれないが、ずっと電気炊飯器を使って何も考えずに来たから、それができる、ということは新鮮だった。
しかもガスだから熱量が高く、ご飯はおいしくなる、ということだ。これは買いか、とぐっと心が傾いた。女房殿に相談したら、災害時に電気が来なくなったら、ガスで炊けたら便利じゃないの、との返事だった。
まあ、緊急避難的に使うこともできるが、日常的に使えないか、と考えた。 あれこれ調べてみたら、北陸アルミニウムの4合炊きの「おいしいごはん鍋」というものがあった。
「でも、鍋で炊くのはけっこう面倒よ」と女房殿はいっていたが、これは自動炊飯だった。えっ、電気釜でもなく、ガス釜でもなく、ただの鍋でそんなことができるのか、と首を傾げた。
値段は送料込みで4000円程度だったから、買ってみて試してみるか、どうせうまくいかなくても、災害時には使えよう、と肚が決まった。ネットショッピングを利用して、3日程度で届いた。
取説を読んでみると、要するにガスコンロに自動炊飯機能が備えられている、という話だ。これがなければ、最初強火、沸騰したら弱火にして、最後に強火に替えて、蒸らすという行程が必要になる。
面倒だがしようがないなあ、と思ってみたが、ガスコンロの取説も何年ぶりに取り出して読んでみた。なっ、なに、自動炊飯機能があるではないか、と身を乗り出した。早速、ガスコンロに近寄っていろいろと調べてみたら、あった、あった。まったくそんなところはこれまで見なかったし、ガスコンロの取説なんか、隅々まで読むものではない。
しかし、何年も使っていない、という不安もあったが、とにかくやってみた。白米だけを二合入れて水を入れ、ガスコンロにセット。30分ほどして、火をつけてから、機能切替を炊飯にする。さて、どんなものか、と見守っていると、15分ほどで終了のシグナルが鳴って、火が消え、自動的に蒸らしに入った。また15分ほどしたら、完了のシグナル。
恐る恐る蓋を開けてみると、確かに美味そうなご飯が炊けていた。自動炊飯機能はしっかり効いていたわけだ。さて、食してみてどうか。
格段に旨い、というわけではなかったが、まずまず。きっと4合程度を炊けば、もっと味が出たろうと思う。しかも電気炊飯器分の電気代は安くなろう。
いろいろとメリットはありそうだが、我が家は女房殿と二人の生活。2合炊いて、それを8等分して、お茶碗に半分しかご飯は食べない。あまりにも少量で大勢に影響ないなあ、というのが結論だった。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://shashinjin.digiweb.jp
それでちょっと調べてみたら、この鍋は2万9800円と高い。これなら高級な電気炊飯器を買える、とあきらめたが、他の鍋にも目がいった。
分かったことは、ガスコンロに置いて米が炊けるということだった。なんだ、当たり前じゃないか、と思われるかもしれないが、ずっと電気炊飯器を使って何も考えずに来たから、それができる、ということは新鮮だった。
しかもガスだから熱量が高く、ご飯はおいしくなる、ということだ。これは買いか、とぐっと心が傾いた。女房殿に相談したら、災害時に電気が来なくなったら、ガスで炊けたら便利じゃないの、との返事だった。
まあ、緊急避難的に使うこともできるが、日常的に使えないか、と考えた。 あれこれ調べてみたら、北陸アルミニウムの4合炊きの「おいしいごはん鍋」というものがあった。
「でも、鍋で炊くのはけっこう面倒よ」と女房殿はいっていたが、これは自動炊飯だった。えっ、電気釜でもなく、ガス釜でもなく、ただの鍋でそんなことができるのか、と首を傾げた。
値段は送料込みで4000円程度だったから、買ってみて試してみるか、どうせうまくいかなくても、災害時には使えよう、と肚が決まった。ネットショッピングを利用して、3日程度で届いた。
取説を読んでみると、要するにガスコンロに自動炊飯機能が備えられている、という話だ。これがなければ、最初強火、沸騰したら弱火にして、最後に強火に替えて、蒸らすという行程が必要になる。
面倒だがしようがないなあ、と思ってみたが、ガスコンロの取説も何年ぶりに取り出して読んでみた。なっ、なに、自動炊飯機能があるではないか、と身を乗り出した。早速、ガスコンロに近寄っていろいろと調べてみたら、あった、あった。まったくそんなところはこれまで見なかったし、ガスコンロの取説なんか、隅々まで読むものではない。
しかし、何年も使っていない、という不安もあったが、とにかくやってみた。白米だけを二合入れて水を入れ、ガスコンロにセット。30分ほどして、火をつけてから、機能切替を炊飯にする。さて、どんなものか、と見守っていると、15分ほどで終了のシグナルが鳴って、火が消え、自動的に蒸らしに入った。また15分ほどしたら、完了のシグナル。
恐る恐る蓋を開けてみると、確かに美味そうなご飯が炊けていた。自動炊飯機能はしっかり効いていたわけだ。さて、食してみてどうか。
格段に旨い、というわけではなかったが、まずまず。きっと4合程度を炊けば、もっと味が出たろうと思う。しかも電気炊飯器分の電気代は安くなろう。
いろいろとメリットはありそうだが、我が家は女房殿と二人の生活。2合炊いて、それを8等分して、お茶碗に半分しかご飯は食べない。あまりにも少量で大勢に影響ないなあ、というのが結論だった。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://shashinjin.digiweb.jp