団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

安物コンポは大丈夫か

2016-09-21 14:17:08 | Weblog
 たまには買ったものの使用した感想を記してみよう。前回迷いに迷ったオーディオショッピングというブログを書いた。
 ブログを投稿後の翌日に商品が届いた。正確な商品名は、パイオニアのCDミニコンポーネントシステムX-CM35Tである。パイオニアのダイレクトショップで価格を比べてみようと思ったが、掲載がなかった。たぶん型落ちで安かったのだろう。ネットのECカレントでカード払いで1万3465円だった。
 この値段だから、あまり期待はしていなかったが、いい意味での期待外れだった。私のオーディオ体験は古いのだが、いつも買ってアンテナの接続には苦労していた。ところがFMもAMもコネクターを差し込むだけ。こんな便利になっていたんだ、とまずびっくり。
 こちらが浦島太郎なのだろう、と思いつつセッティングをして、まずCDを鳴らしてみた。おおっ、と思うほどに、豊かで奥行きがあって、それでいて解像感のある音がスピーカーから鳴り出した。
 やっぱりミニコンポといっても、ちゃんとスピーカーが分離しているタイプは、それなりの音が出るものだな、と感心した。
 商品名のTは、カラーがブラウンである。ホワイト、ブラック、レッドとあったが、リビングに置くには落ち着いた色がいいだろう、と思い購入したが、しっくりと馴染み正解だった。
 本体もコンパクトで、アンプ出力は15×15Wで十分。CDを聴くには20~25のボリュームで聴くとちょうどいい。30にすると、うるさくなり過ぎる。
 ワイヤレスのBluetoothとかNFCとかあり、これが最新タイプの機能であるが、私のスマホには音楽は入っていない。いまのところ無用の長物。音楽はソニーのウォークマンで聴いている。むろんCDコンポにUSB端子があり、USBに音楽をMP3で入れれば、スピーカーから音楽が出せる。まだこれはやっていない。
 やはりCDを聴くか、ラジオを聞くかが、私の使い方のメインになるであろう。それにしても、1万ちょっとで、これほどのミニコンポが買える時代になっていた。
 ヨドバシカメラに行ったついでに、オーディオ売り場に足を運んだ。ミニコンは2万円台半ばから5万円前後が主流。1万円台というのはなかった。
 ほとんどスマホとの連携を謳っているが、ほんとうにスマホの音楽をわざわざコンポで聴いているのだろうか。イヤホンで聴く音楽とスピーカーを鳴らす音楽は違うような気がする。安物ミニコンでも、空気を震わせる迫力がある。それを楽しむために買ったのだが、さて、どれほどの視聴時間を確保できるのかが問題である。女房殿はいい音ね、というだけの感想で、興味を示さない。テレビと同じ部屋だから、女房殿の外出時間が私のオーディオライフになりそうだ。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://camerajoho.web.fc2/com/

迷いに迷ったオーディオショッピング

2016-09-17 08:54:40 | Weblog
 10年以上使っていたBoseのCDラジオがCDの読み込みができなくなった。もう部品の保存期間も過ぎて、たぶん修理に出せば1万円以上はかかるだろう。
 現在、わが家でCDが聴けるのは、ケンウッドのラジカセだけ。これはオフィスにあり、リビングに移動はできない。どうしたものか、と考えた。
 BoseはCDこそ壊れたものの、ラジオやAUXは健在。まずテレビのそばにあるパソコンにPC用の光学ドライブをつなぎ、CDを挿入してBoseで再生してみた。音が出るが、ドライブの回転音が耳障りで聴けたものでない。
 それなら、CDプレーヤーを買ったらどうだろうか、と当初は思った。あれこれ調べたら、DENONのそれが1万6000円程度で売っていた。これにBoseを繋げば、いい音がするだろうな、とイメージが広がった。
 ん、待てよ、と頭の中で誰かが止めた。プレーヤーだけじゃもったいないじゃないか、CDもあるレシーバーを買ったらどうか、と。そうか、そういう手もあるか、とまた調べはじめた。若干高くなるが、やはりDEONの手頃なCDレシーバーは2万6000円前後だった。
 ううむ、同じ値段なら、単品よりコンポのほうがいいじゃないか、とまた誰かが囁いた。こうなると対象が広がって、下は1万円ちょっとから上は3万円弱のコンポを調べまくった。
 中にはハイレゾ対応もある。そうか、ハイレゾを聴きたくなる時もあるかなあ、とそっちに傾く。しかし、本来はCDを聴くために買うんじゃなかったのか、と原点にまた引き戻される。
 ケンウッド、パイオニア、ソニー、オンキョー、パナソニックなどのサイトやレビュー記事をあれこれ探しまわり、それでも決められない。どうしてかというと、Boseがあった時から、さほどCDを聴いていないのだ。つまり不要不急だからこそ、決断を下せない。どうせ買っても、あまり聴かないかなあ、音楽聴くならオリンパスのラジオサーバーもあるじゃないか、とまたあれこれ考えてしまう。
 しかしラックの下にある100枚ぐらいのCDに目をやると、やはりもったいないと思う。ケンウッドのラジカセをリビングに移動するか、とも思ったが、ずっと仕事中にラジオを聞いているから、これも動かせないし、そもそもラジカセの音では無理がある。
 ええい、と決めたのは、パイオニアの1万3000円ちょっとのコンポ。どうせあまり聴かないかもしれないが、いつでも聴ける環境を作りたい、というニーズに答えられるし、聴いてみて、もっといいものが欲しくなつた時に、買い替えてもおしくはない金額だ。スピーカー付きの2~3万円のコンポは、それほど性能的な差はないし、期待もできない。だから安さがハッピーなのだ。
 それにしても、パイオニアはいまやオンキョーと同じ会社。ケンウッドもJVCとセットだし、オーディオ業界の合従連衡が済んだ結果なのだろう。ほとんどのオーディオ機器は、スマホやPCとの連動を謳っている。何十年ぶりにオーディオ機器を調べてみたが、大した変わりようであった。
 そうした機器を買って、結局はCDより自分を歌を聴くことになるのだろうなあ、とコンポが届く前からぼんやりと思っている。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://camerajoho.web.fc2/com/

 

わが健康状態

2016-09-01 14:08:36 | Weblog
 先日、約2ヶ月に1度の行きつけの病院の血液検査に行ってきた。5本程度の血液を採取して、1時間ぐらいで結果が出る。
 あまり自分の病気を吹聴するのは趣味ではないが、読者の中にも似たような病気で悩んでいる人も多いと思うので、簡単に結果を記してみよう。
 真性多血症については薬が効いていて問題はないが、この病気はレアケースであまり関心はなさそう。多くの読者が気にかけるのは、まず尿酸値。これは標準値の上限が7。私は8.5でハイの判定。これが高いと痛風になりやすいが、発作は別問題。たぶん酒と疲労が起因しているから、あまり深酒をしないこと程度を気をつけている。
 次に腎臓。これはクレアチンの数字で示される。上限1.0だが、私は1.12でこれもハイ。単位は細かいが、1.3以上が続くと、腎不全の状態。いずれは透析と医者は脅す。腎臓の特効薬はなく、節制をしているしかない。
 その腎臓と関係があるのがカリウム。大抵の食品に含まれており、上限4.9が5.7でやはりハイ。腎臓が弱ると、カリウムの排泄が悪くなり、カリウムの濃度が上がると不整脈を起こしやすくなるという。
 以前は基準値に収まっていたから、この夏に果物を食べ過ぎたこと、昼のバナナを隔日程度にすること、豆乳もカリウム値が高く、低脂肪乳と交互に飲むことにする。これでまた落ちるのだろう。
 もっとも読者が興味を引くのは血糖値。なんとHbA1cが基準値内の6.2に収まった。この1~2ヶ月の平均が問題なし、という結論だ。
 確かにインスリン注射を打ち、炭水化物を減らし、大豆系のおかずを増やし、お酒だけは飲み続けて、この結果となった。
 医者のいうとおり真面目に治療しているというわけでなく、好奇心が高く、こうすればどうなる、という関心からやっているに過ぎないが、それが効を奏した。
 ただ続けなければ、たぶんまた高血糖になってしまう。食後のウォーキング、30秒ダッシュを朝か昼に続けている。気候が良くなったら、また朝昼2回に増やすつもりだ。運動は血糖値を落とすが、同時に体内からのインスリン分泌量を増やす。
 心臓はすこぶる快調。医者も問題ない、と太鼓判だ。というわげで、問題があるとすればカリウム。これも季節要因であろう。
 まったく一喜一憂する血液検査だが、これがなければ自分の身体の状態は分からない。しかたなくまた77日後に病院に行くことになる。この間隔でまだ救われている。頻繁だと、本当に煩わしくなるものだ。もちろん薬は毎日。これも煩わしいに尽きるが、まだ生きていくためには必要というしかない。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://camerajoho.web.fc2/com/