団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

コロナで我々にできること

2020-07-30 09:16:49 | Weblog
 ますます新型コロナウイルスは猖獗をきわめているが、そろそろその正体も分かってきて、いろいろなデータも発表されているらしい。
 我々素人にはああせいこうせいなどといえるわけではないが、それでも毎日感染者数を発表し、何人超えた、どこどこで最高の人数、などといちいち報道する段階は過ぎたのではないか。
 政府も自治体も、これまでいろいろと対策は講じてきたのだから、それをさらに徹底していくことが役割であろう。
 我々国民は、自分からうつさない、うつされないを肝に銘じて行動することであろう。先日、バスに乗ったら、コロナ対策でいいことが書いてあった。
 まずマスクの着用、そして絶対に目、鼻、口には触らない、話すときは小声で、とそんなことが書かれていた。
 これまでの経験から、まず3密を避けること。たぶん3密状態のところでは、エアロゾルや飛沫が飛び交って、空気中のコロナウイルスの濃度が高まっているのだろう。それが床やテーブルに落ちて蓄積する。それを手で触り、トイレにも行って、ノブなどに多くの人が触る。
 そうした手で飲んだり食ったり、また大声で話したり、で感染するのだろう。あまり空気感染はないらしいが、狭い空間で多くの人が集っていると、やはり空中のウイルスが濃密になってしまうということか。
 これをまず避けること。そして通常はマスク着用であるが、外を歩いている時などは必要あるまい。あれこれといろいろなものを触った手で、目、鼻、口には触らないこと。帰ったら、手を丁寧に洗う。
 我々ができるのはこの程度のことであるが、これをしっかりと励行することであろう。政府や関係者は、感染者数は増えるものの、最優先は病院の体制をしっかりと維持することではないか。問題は重症者と死亡者の数。これを正確に発表してほしい。
 あとのことは、もうあれこれいっても仕方があるまい。経済をこれ以上疲弊させることはできないし、これから産業の構造も変わっていくのに対応していかなければならない。
 いずれ有効な治療薬やワクチンもできて、徐々に社会も落ち着いてくのではないか。
 それにしてもパンデミックが、これほど大きな衝撃を社会に与えるとは想像のほかだった。たぶん識者もそれを正確に言い当てることができた人はあるまい。
 テレビに出てくる関係者は、ほとんど現状の説明に終始しているだけである。たいして参考にはならないが、とにかく国民の関心はコロナ一点に集中している。視聴率は上がるはずである。
 今回のことで、医療関係者というのは、テレビが好きそうである。裏方の仕事をしていた感染症の専門家は、コロナで第一線に躍り出た。それだけに、国民にどうしたらいいのかのアドバイスを的確に伝えてほしい。ところが危機を煽るほうに回っている。危機が長引いたほうが、いつまでも脚光を浴びられるからか。
 まあ、そんなことは長く続かないが、早く居酒屋で気軽にいっぱいといきたいものである。ささやかな望みも絶たれたままである。

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コロナ280人で思うこと

2020-07-16 14:38:11 | Weblog
 いやはや東京で280人以上が感染したというニュースが入った。これが多いのか、あるいはこれまでの流れでこうなって当たり前なのか、そんなことはよく分からないが、それでも一本調子で増えている感じではある。
 どうしてかといえば、4000人以上も検査しているのだから、その程度の数になっても不思議ではあるまい。ただ検査をやって、感染者つまり陽性者が何人出たのか、という発表はない。
 この280人の中で、コロナの自覚症状があって、それで検査を受けたら陽性だった、という人は何人いるのだろうか。
 これが本当に大切なことで、4月の時点では、ほとんどそういう自覚症状がある人をカウントしていたのだから、現在との数字とは違ったレベルだろう。そのことを認識しなければならない。
 感染者数はもっと精査されるべきではないか。ただ数字の多寡で、一喜一憂していてもしかたがあるまい。
 感染者は若い人が多い。感染しそうな場所に出入りして、案の定感染してしまい、うちに帰って家族にも感染させる、というパターンなのだろう。その意味で、市中感染はかなり広まっていそうである。
 結局、そうなれば、それぞれ個人が己を守らなければならない。一定数以上の会食は避けること、換気のできない店には入るな、手で目・鼻・口を触らない、適時手洗いをする、などをしていれば、めったに感染することはないそうだ。
 それを徹底していれば、感染数ば徐々に減っていこう。だから、GoToキャンペーンなどは、どんどんやればいいのである。定額給付金も出たことだし、旅をしてお金を遣ってすっきりする。これがストレス解消になるだろう。
 だから感染者が増えることは、ある程度感染症の社会的コストになるのではないか。どこまで社会が許容できるかどうか別に、そうやって人々に浸透していって、ふつうの風邪になっていくではないか。
 若い人の感染が多い。感染しやすいような行動しているからだが、しかし重症化する人は少なく、高齢者は用心しているから、ほとんど罹患しない。問題は、院内感染など避けられない場所での感染のケースだが、これもそろそろ解決していこう。
 感染者は今後も多い傾向で推移していくが、このコロナで死亡するケースはあまりなくなり、発症する人も少なくなっていこう。
 あまり気にする必要のない病気になっていくのではないか。インフルエンザ並みに落ち着いていけば、人々もあまり神経質にはならなくなってこよう。
 ともあれ、経済の回復が現状ではなにより優先すべきことだ。コロナで死ぬ人より、経済的に困窮して死を選ぶ人が増えれば、目も当てられない。もうひとつは、コロナの重症者を受け入れる体制のある病院は、優先して政府や自治体が援助すべきであろう。病院が潰れては、地域医療が台無しになってしまう。
 もうこんな騒動は早く終わってほしいものだ。とっくにうんざりしている。マスクを取って大手を振って歩いて行こう。
  
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東京で感染者100人超

2020-07-02 14:13:07 | Weblog
 緊急事態宣言の解除後、はじめて東京で100人を超える感染者があった。ここのところ50人以上が続いていて、徐々に増え始めている。
 しかし、最近の数字は、新宿や池袋の夜の街で、感染者がいそうな店に行って、PCR検査をしているのだから、増えて当たり前という面もある。
 これまでの感染者数のカウントは、新型コロナウイルスの症状がある、といって、医者や保健所に行って、検査をやって陽性になった人に限られていたわけで、当然症状のある人が対象になっていた。
 ところが最近は、保健所かなにか知らないが、夜の街に行って、発症していない人にも検査をやって、陽性チェックをしているわけだ。それなら増えるはずだ。
 陽性率が高い夜の街をターゲットにするのは理解できるが、なぜか一定の感染者数を維持しよう、という意図が感じられる。
 発症した人だけをカウントするのが本来のやり方ではないか。危機意識を煽り、第2波を待つ、という考えなのだろうか。
 それにしても、どうしてこんなに夜の街で働く人たちに感染が広がっているのだろうか。シャンパンのラッパ飲みとか、濃厚接触とか、3密とか、いろいろな理由が考えられるのだが、なんとなく納得いかない。
 いったいこういう人たちは、いつから感染していたのだろうか。今から2週間前でもなく、下手したら3月か4月には、もう感染していたのではないか。そこに客が出入りして、客にも感染が広がっていった、というのがパターンか。
 問題はやはり、その感染の原因をもっとはっきりさせることだろう。夜の街といっても、その商売の内容はいろいろだ。その共通する何かを発見することが、関係者の仕事ではないかと思う。
 新型コロナウイルスであれこれの記事を読んでいると、飛沫感染は全体の1割程度で、ほとんど無視してもいいレベル。屋外でうつることはまずないらしい。バカのひとつ覚えのようにマスクをしていればいい、というものではない。
 大半は屋内の接触感染で、密着しておしゃべりや飲む食うをやると、一面に飛沫が飛び、その飛沫が付着した料理を食べ、テーブルにも触り、その手で口や目を触り、そこからも感染するわけだ。
 これまでの感染例で、そういうことが分かってきた。なにより注意すべきは、会食で、もうひとつは外出したら手にウイルスが付着する、と当たり前に思うことで、そこから手洗いの励行がいわれる。
 たぶんこのまま感染者が一本調子で増えることはないと思うが、減っては困る、という一群の人々もいるわけだ。感染者の実態を見極め、なにに用心すべきか、と我々は考えていればいいのではないか。
 なお私は6月9日に定額給付金が入金された。女房とで20万円である。女房にすぐ10万円を分け、自分の10万円を何に遣おうか、とまだ悩んでいる。やはり遣ってはじめて意味のある金になるのだろうが、不思議に欲しいものがない。これが現在の消費の実態であろう。 

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