まもなく69歳になる。団塊の世代もそろそろ70歳目前である。この齢になると、やはり加齢をしみじみと感じる。いつまでも若いと思っていても、自分が一番実感しているものだ。
齢を実感させるのは入れ歯。今年のはじめに前歯がポロリと抜けた。以来、歯医者さんの世話になっているが、近々奥歯に上下の入れ歯を入れることになる。寝る前に、ポリデントとかいう溶液に入れ歯を入れるなんてことは、まさに老齢の証である。
身体に特別痛いところはないものの、階段を上った際に、腰のあたりにずしりという疲労感が出る。お医者に貧血のせいか、と訊ねても、問題はないらしい。
また右目が今年の半ばぐらいからシャドーがかかったようにぼやけている。たぶん白内障だとは思うが、それまで行っていた眼科に行かなくなっている。糖尿病だから、眼底出血の心配でかかっていたが、行けばレーザー手術を勧められるだろうから、ぎりぎりまで行かない。
糖尿病は薬を替えて、腎臓に負担のない糖分の吸収を抑制する薬になった。以前の薬より血糖値は高くなっているが、食後2時間後にほぼ150~200程度で、高いことは高いが肝心のヘモグロビンA1cがほとんど正常値である。最近まったく低血糖の症状は出ない。夕食前に1日1回のインシュリンを打っている。即効型と持効型の混合液で8単位である。
血圧はやや高い程度、肝臓の数値も高いが問題はないが、腎臓の働きが弱く、健常の半分程度らしいが特効薬はない。
悩みは薬が多いことだ。食前に糖尿病薬を飲む。食後には、まず血液を薄める多血症の薬、心臓病の薬を2種類、血液をさらさらにするワーファリン薬とバイアスピリン、もう1種類の糖尿病薬、胃腸薬、腎臓からのたんぱく排出を減らす薬である。
ほぼ2ヶ月に1回病院に行っているが、心臓・血液内科で4000~5000円、糖尿病内科はばかばかしい在宅管理指導料があって7000~8000円もである。薬は前者の関係が1万円前後、後者が5000~6000円である。
最近どうも酒代が窮屈になってきたと思っていたが、治療費と薬代が圧迫している。それに歯科治療なのである。しかし酒だけはまだ楽しめている。
以上の病気は治癒不可能である。現状維持を保つために薬を飲んでいる。いつまで生きるか分からないが、死ぬまで治療・薬を続けなければならない。たぶん75歳を過ぎたら、徐々に余計なことを省いていこうと思っている。身体が弱り、もういいや、という心境になって死ねれば本望であるが、そうは問屋が卸さないことも分かっている。
写真・カメラの情報はhttp://camerajoho.web.fc2.com/を参照。ユーチューブの団塊SONGSや団塊SONGSエッセーもそのページの下部のアイコンから入れます。お楽しみください。
齢を実感させるのは入れ歯。今年のはじめに前歯がポロリと抜けた。以来、歯医者さんの世話になっているが、近々奥歯に上下の入れ歯を入れることになる。寝る前に、ポリデントとかいう溶液に入れ歯を入れるなんてことは、まさに老齢の証である。
身体に特別痛いところはないものの、階段を上った際に、腰のあたりにずしりという疲労感が出る。お医者に貧血のせいか、と訊ねても、問題はないらしい。
また右目が今年の半ばぐらいからシャドーがかかったようにぼやけている。たぶん白内障だとは思うが、それまで行っていた眼科に行かなくなっている。糖尿病だから、眼底出血の心配でかかっていたが、行けばレーザー手術を勧められるだろうから、ぎりぎりまで行かない。
糖尿病は薬を替えて、腎臓に負担のない糖分の吸収を抑制する薬になった。以前の薬より血糖値は高くなっているが、食後2時間後にほぼ150~200程度で、高いことは高いが肝心のヘモグロビンA1cがほとんど正常値である。最近まったく低血糖の症状は出ない。夕食前に1日1回のインシュリンを打っている。即効型と持効型の混合液で8単位である。
血圧はやや高い程度、肝臓の数値も高いが問題はないが、腎臓の働きが弱く、健常の半分程度らしいが特効薬はない。
悩みは薬が多いことだ。食前に糖尿病薬を飲む。食後には、まず血液を薄める多血症の薬、心臓病の薬を2種類、血液をさらさらにするワーファリン薬とバイアスピリン、もう1種類の糖尿病薬、胃腸薬、腎臓からのたんぱく排出を減らす薬である。
ほぼ2ヶ月に1回病院に行っているが、心臓・血液内科で4000~5000円、糖尿病内科はばかばかしい在宅管理指導料があって7000~8000円もである。薬は前者の関係が1万円前後、後者が5000~6000円である。
最近どうも酒代が窮屈になってきたと思っていたが、治療費と薬代が圧迫している。それに歯科治療なのである。しかし酒だけはまだ楽しめている。
以上の病気は治癒不可能である。現状維持を保つために薬を飲んでいる。いつまで生きるか分からないが、死ぬまで治療・薬を続けなければならない。たぶん75歳を過ぎたら、徐々に余計なことを省いていこうと思っている。身体が弱り、もういいや、という心境になって死ねれば本望であるが、そうは問屋が卸さないことも分かっている。
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