団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

身体のあちこち

2017-09-10 09:47:48 | Weblog
 まもなく69歳になる。団塊の世代もそろそろ70歳目前である。この齢になると、やはり加齢をしみじみと感じる。いつまでも若いと思っていても、自分が一番実感しているものだ。
 齢を実感させるのは入れ歯。今年のはじめに前歯がポロリと抜けた。以来、歯医者さんの世話になっているが、近々奥歯に上下の入れ歯を入れることになる。寝る前に、ポリデントとかいう溶液に入れ歯を入れるなんてことは、まさに老齢の証である。
身体に特別痛いところはないものの、階段を上った際に、腰のあたりにずしりという疲労感が出る。お医者に貧血のせいか、と訊ねても、問題はないらしい。
 また右目が今年の半ばぐらいからシャドーがかかったようにぼやけている。たぶん白内障だとは思うが、それまで行っていた眼科に行かなくなっている。糖尿病だから、眼底出血の心配でかかっていたが、行けばレーザー手術を勧められるだろうから、ぎりぎりまで行かない。
 糖尿病は薬を替えて、腎臓に負担のない糖分の吸収を抑制する薬になった。以前の薬より血糖値は高くなっているが、食後2時間後にほぼ150~200程度で、高いことは高いが肝心のヘモグロビンA1cがほとんど正常値である。最近まったく低血糖の症状は出ない。夕食前に1日1回のインシュリンを打っている。即効型と持効型の混合液で8単位である。
 血圧はやや高い程度、肝臓の数値も高いが問題はないが、腎臓の働きが弱く、健常の半分程度らしいが特効薬はない。
 悩みは薬が多いことだ。食前に糖尿病薬を飲む。食後には、まず血液を薄める多血症の薬、心臓病の薬を2種類、血液をさらさらにするワーファリン薬とバイアスピリン、もう1種類の糖尿病薬、胃腸薬、腎臓からのたんぱく排出を減らす薬である。
 ほぼ2ヶ月に1回病院に行っているが、心臓・血液内科で4000~5000円、糖尿病内科はばかばかしい在宅管理指導料があって7000~8000円もである。薬は前者の関係が1万円前後、後者が5000~6000円である。
 最近どうも酒代が窮屈になってきたと思っていたが、治療費と薬代が圧迫している。それに歯科治療なのである。しかし酒だけはまだ楽しめている。
 以上の病気は治癒不可能である。現状維持を保つために薬を飲んでいる。いつまで生きるか分からないが、死ぬまで治療・薬を続けなければならない。たぶん75歳を過ぎたら、徐々に余計なことを省いていこうと思っている。身体が弱り、もういいや、という心境になって死ねれば本望であるが、そうは問屋が卸さないことも分かっている。
 
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北朝鮮問題に解決策はあるのか

2017-09-03 11:41:46 | Weblog
 ここのところもっぱら北朝鮮問題がクローズアップされている。ミサイルを撃つたびに、百家争鳴の事態だ。やれICBMだ、多弾頭ミサイルだ、Jアラートだ、と騒がしい。
 確かに、日本人や他の外国人を拉致して恥じない極道国家であるが、じゃあミサイルを開発するな、核実験をするなと米国が脅しても、持てる国の勝手な論理である。こういう技術は結局、行くところまで行くものだ。
 だから北朝鮮は、米国と対等に話し合える技術を実現して、最後には体制護持を米国に約束させるところまで持っていきたいのだろう。
 米国がそうならないようにブレーキをかけたいなら、軍事侵攻しかあるまい。そうなれば、中国やロシアが黙っていないから、ことは大ごとになる。
 ひとつ解決策があるなら、北朝鮮のミサイルが韓国、日本、米国になんらかの人的被害を与える事態になったら、ピョンヤンに軍事侵攻をする、と通告することだ。先に手を出したのは北朝鮮というコンセンサスを得て、正義の戦いを仕掛けるという図式だ。金正恩体制が壊滅したあと、北朝鮮がどうなるのか。その混乱は避けられないが、巷間いわれるほど難民は発生しまい。せいぜい金体制に協力した人々が国外に逃げ出す程度で、一般の国民は上が代わるだけ、と冷静に見ていよう。
 こういう覚悟を米国が早くからしていれば、ここまで金正恩も増長しなかったろう。どうせ何もできない、と高を括っている。それは米国も一緒で、実際は威しているだけ、と決め込んでいる。
 考えてみれば、拉致は別にして、金正恩が何か欧米諸国、日本、韓国に実際的な被害を与えたのだろうか、と考えれば、何もない。ただミサイルと核の実験を繰り返しているだけだ。どこに文句があるのか、と開き直ってもいい。
 この構図は、持てる国と持たざる国との確執に行き着く。持たざる国がちょっと頭をもたげると、欧米はそれを叩いてきた歴史がある。金正恩はもっとも効率的な方法で、対抗しているし、核弾頭ミサイルは最高のビジネスにもなるわけだ。
 たぶん最後は話し合いで終わるであろうが、もっとも怖いのは偶発的な戦闘が起こり、戦線が拡大することだろう。落としどころが分かっているなら、早くやってほしい、と願うばかりだ。

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