ビスタパソコンがクラッシュ

　ずっと騙しだまし使っていたウィンドウズのビスタOSのパソコンが壊れた。ここ何年間、正常に起動しないことが何度もあり、OSを入れ直してみても、また起こる。とうとう変な画面になり、修復しています、というメッセージが現れ、2～3時間も修復して終わってみて、再起動すると、まだ治っていない。これでは仕事にならないと思い、とうとう見放すことにした。
　それで何を買うか、という問題になったのだが、最近のウィンドウズのパソコンのOSは10ばかり。現在、他のパソコンは7と8.1のOSで、7が使いやすい。それであれこれ考えて、中古パソコンを買うことにした。
　価格コムのデスクトップの中古パソコンの一覧を見ていて、OS7で5000円から1万円程度のPCを見つくろってみた。的を絞るとしたら、多少の擦り傷や使用感はあるが、底面のゴム足の欠損とか、USBの一部が使えないとか、そうした目立つ欠陥がないものを選び、性能的にはセレロンかコア2デュオで十分で、メモリーは最低2ギガ、HDは250もあればOK、ということで、エプソンのエンデバーをジャンクワールドに頼んだ。
　朝依頼して、翌日の昼近くに届いた。それで不要なパソコンをパソコン回収に送り、さっぱりとして、エンデバーをよく見ると、古いだけで外面には傷もなくけっこう良品であった。価格は5800円、送料が700円で6500円であった。
　安い買い物であったが、わが仕事には十分に使えるPCであった。当方はカメラ・写真業界に属し、中古カメラの動向には敏感であるが、中古パソコンのマーケットも活発なのだろうか。価格コムの一覧を見ていると、3000円ぐらいから上は1万2万と続くが、性能的に同じでも微妙な価格差が設定されている。その理由の明記はなく、中古パソコンを買うのはある意味、運次第というわけである。
　カメラの場合は、けっこう細かいランク付けがあり、厳正なところがあって、信頼できるマーケットを形成している。ただデジカメになり、古い新しいで性能の差異が多くあって、中古相場もぶれている。たぶんパソコンもそういう状況なのだろう。
　新しいものはどんどん良くなるが、実際に自分が使う性能はどの程度なのか、それを把握して選ぶことが大切さであろう。パソコンもカメラもきっとその性能を十二分に使いこなしているユーザーは少ないことだろう。まあ、私はそんな理由でスマホからガラケーに戻った。さて、エプソン・エンデバーはいつまで使えるだろうか、その心配はつきまとう。
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