団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

右でも左でもなく

2016-08-25 13:55:17 | Weblog
 最近、テレビでよく見ている番組は、東京MXテレビの『ニュース女子』、ネットの番組で、DHCシアターの『虎ノ門ニュース』、ラジオではニッポン放送の『ザ・ボイス』などである。
 共通しているのは、保守系の論客が自由にしゃべりまくる内容で、世界や社会、経済のことがよく分かる。こういう番組が存在できるようになったことが、時代の進歩であるだろう。
 都知事選であっけなく鳥越俊太郎が惨敗したが、10年前だったらきっと勝利をしていたのではないか。それだけ社会が右傾化しているわけではなく、安定を望む中道か保守の考えを持った人々が増えているのだろう。
 そうした変化を、まだ進歩的文化人をはじめとする左翼系の方々は理解していない。だから鳥越ごときを担ぐ愚を冒す。民進党も相変わらず代表選で、きっと失笑を買うような醜態を演じるような気がする。
 じわじわと人々の気持ちが変わってきていることを理解しなければならない。憲法改正だって、変える必要があるなら変えよう、というのが当たり前の考え方だし、自衛隊がふつうの軍隊として戦える法整備もしなければならない。すぐ戦争だ、と書き立てる朝日新聞は中国を利している。
 改憲反対、9条厳守を喚いていれば、左の方々の立場は安泰だ。ところが変えようという勢力は、いろいろな考えがぶつかり合ってまとまらない。まずここを何とかしないと前に進めないのが、改憲派の弱点であろう。
 ネットの情報の洪水で本や新聞を読まなくなった。左傾の朝日新聞、毎日新聞、東京新聞を読む人が少なくなり、若者が左派の考えに洗脳される機会が少なくなったのはありがたいことである。だから若い人に自然と左傾が少なくなり、常識的な中道・保守が増えてきたのは当たり前の結果であるだろう。
 まあ、あまり右とか左とか色分けするのは単純に過ぎるにしても、あれは左、あれは右翼とレッテル貼りはいかがなものか。ことに当たって右とか左ではなく、第一に賢明な判断を下したいと思うのが一般的な国民であろう。大切なことは、自分が読んでいるメディアなどが、どういう立場で情報を提供しているのか、ということを把握しなければ、正確な判断はできない。
 私は『産経新聞』を読んでいるが、前述の番組も視聴しており、全体的に保守色が強い。ただラジオでは文化放送を年中聴いている。これは左傾である。
 一本筋が通っているとしたら、日本が好きで日本を大切にしたい、という気持ちだ。中国寄りでも米国寄りでもなく、その日本を思う気持ちからすべてのことを判断したい。これが大方の日本人が持つ信条ではないか。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://camerajoho.web.fc2/com/

 

なんとかならぬか周辺3国

2016-08-09 14:34:10 | Weblog
 日本の周りにある国があまりにも非常識であろう。韓国は相変わらず慰安婦問題で難癖をつけている。10億円を日本からむしり取っても、慰安婦像の撤去はしないし、まだ増やすつもりである。よほどの旨味があるのだろうが、やがて慰安婦の方々も高齢化でいなくなるが、その前に慰安婦像を作って既成事実化を狙っているのだろう。とにかく日本を悪者にしておけば、万事都合がいいのである。
 しかしまだ韓国はこちらの陣営ではあるが、北朝鮮はどうしようもない。日本海にミサイルを撃ち込んで脅してくる。日本はただ抗議を繰り返すだけ。やはり対抗措置をとることである。それも飛んで来るミサイルを撃ち落とすという生ぬるい方法ではなく、こっちもミサイル(ロケット)を造って日本海に飛ばせばいい。事前に100m四方の場所をピンポイントで指定して、正確にそこに撃ち込む。ならば金正恩もビビるのではないか。そのくらいのことをやらないと、北朝鮮のミサイルはおとなしくならないだろう。弾頭がなければミサイルは単なる花火。武器三原則にも問題はあるまい。
 それと拉致問題はどうなっているのか。北朝鮮の拉致に関係する上層部を買収して、情報を聞き出し、救出に行けないのか。もう、それぐらいしか解決法はない。気長に金正恩体制の崩壊を持つのか。これは何もしなのと一緒である。
 次は中国。尖閣諸島に大挙押し寄せている。領海侵犯である。向こうも自分の領海といっているのだから、話し合いの余地はない。甘い顔をしていれば、もっと増えるだろう。やがて尖閣上陸という事態も考えられる。
 ならばどうするのか。尖閣に自衛隊の基地を造り、周辺の警護に当たらせる自衛隊法の整備を急ぐことだろう。軍隊として行動できるようにすれば、一定の抑止効果になり、中国も容易に手は出せない。今は相手は海保、警察だから舐められているのだ。
 領海に入れば自衛隊の手で拿捕。返すには賠償金を取る。これをしつこく繰り返していくことで、また違った展開になっていくのではないか。要するに、南シナ海での国際法の裁定が出ても、蛙の面にションベンの国なのだ。
 かつての蒋介石が描いた夢を蒸し返したに過ぎない九段線。習近平はオバマ大統領に、明の時代の鄭和の大航海を引き合いに出し、中国の版図を主張したという。厚顔を通り越してキ印である。こんなやつ相手にできるか、とオバマさんは思ったろう。
 そういう相手を我々はまともに交渉しているのだ。そんなことはやめて、もうやることはやる、という姿勢をしっかりと見せることではないか。そして本当にやる段階に来ている。そのぐらいの覚悟をしないといつまで経っても変わらない。
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