また行く病院が増えてしまった。インスリン治療を行っていると書いたことがあるが、その専門医から眼科で眼底検査をしてください、と半ば強制的に言い渡された。
こちらはまだ目に問題なく、検査だけなら行ってみるか、とお気楽に考えて眼科のドアを押した。午前10時過ぎでけっこう混んでいる。男性よりも女性が多い。
初診で自分の番が回ってきて、中年の眼科医と相対した。簡単に訊かれた後、まず視度検査。あれこれとレンズを替えて、いつもの丸印を見ながら答える。結局、レンズを掛けていれば、右が0.9、左が1.2だった。
次に網膜拡散のための眼滴 。ちょっと経つと、周りの景色がぼんやりとしてくる。これは8時間程度続くというから、外を歩くときは要注意だ。そして診療。
自分の目を覗かれ、あっち見てこっち見てと調べて、結果としては両目とも出血しているらしい。もちろん原因は糖尿病による毛細血管の劣化。もうひとつ、血液を凝固させないワーファリン錠を飲んでいるから、出血しやすい。
糖尿病の眼疾患としては、末期症状ですよ、と脅し文句が出た。発症してたぶん20年。血管がずっと砂糖漬けになっているようなもので、時間が問題です、とご託宣だった。
ところがワーファリンを飲んでいるから、出血を止める薬を服用できない。心臓か、目か、と問われれば、命に関わる心臓が優先される。
もうひとつは網膜にかなり細かい傷があり、そのためにドライアイの目薬を処方された。次は2週間後の診察。つまり出血の様子を見たい、というのがその理由で、もし見づらくなってきたり見えなくなったらすぐに来てください、と言われた。
そうなると、レーザー治療か手術ということになるが、なんとかそうはならないように養生しなければならないが、結局は糖尿病の治療をもっと真剣にやらなければならない、というのが結論だった。 直近のHgA1cは6.1/6.5で、血糖値は79だった。低血糖すれすれだったが、それから3時間経って歩いても、低血糖にはならなかった。
この数字を継続していればいいのだが、血管をもっと丈夫にする必要があるのだろう。現在、薬以外では、以前に書いた玉ねぎの千切り、協和発酵のクレアチン、そして黒にんにく・黒酢の錠剤を飲んでいる。黒にんにくは血管を若返らせる効果があるとかないとか。この手のサプリメントは信じて飲むしかあるまい。
かくて、総合病院で心臓内科、真性多血症治療の血液内科、糖尿病内科にかかり、近所では眼科が増えた。ただ総合病院は2ヶ月に1回程度の診療だから、さほどの負担はないのだが、薬も含めて医療費は膨れ上がるばかり。国家財政を我が家も踏襲しているわけだ。いつまで続きくか、医者通いという心境である。
エッセー「団塊SONGS」を配信中。原則的に隔週の日曜日にhttp://ameblo.jp/shiratorimn/にアップロードしています。エッセーで書いた歌は「団塊SONGS」(検索)で聴くことができます。カメラと写真の情報は「Web写真人」で。URLはhttp://shashinjin.digiweb.jp
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初診で自分の番が回ってきて、中年の眼科医と相対した。簡単に訊かれた後、まず視度検査。あれこれとレンズを替えて、いつもの丸印を見ながら答える。結局、レンズを掛けていれば、右が0.9、左が1.2だった。
次に網膜拡散のための眼滴 。ちょっと経つと、周りの景色がぼんやりとしてくる。これは8時間程度続くというから、外を歩くときは要注意だ。そして診療。
自分の目を覗かれ、あっち見てこっち見てと調べて、結果としては両目とも出血しているらしい。もちろん原因は糖尿病による毛細血管の劣化。もうひとつ、血液を凝固させないワーファリン錠を飲んでいるから、出血しやすい。
糖尿病の眼疾患としては、末期症状ですよ、と脅し文句が出た。発症してたぶん20年。血管がずっと砂糖漬けになっているようなもので、時間が問題です、とご託宣だった。
ところがワーファリンを飲んでいるから、出血を止める薬を服用できない。心臓か、目か、と問われれば、命に関わる心臓が優先される。
もうひとつは網膜にかなり細かい傷があり、そのためにドライアイの目薬を処方された。次は2週間後の診察。つまり出血の様子を見たい、というのがその理由で、もし見づらくなってきたり見えなくなったらすぐに来てください、と言われた。
そうなると、レーザー治療か手術ということになるが、なんとかそうはならないように養生しなければならないが、結局は糖尿病の治療をもっと真剣にやらなければならない、というのが結論だった。 直近のHgA1cは6.1/6.5で、血糖値は79だった。低血糖すれすれだったが、それから3時間経って歩いても、低血糖にはならなかった。
この数字を継続していればいいのだが、血管をもっと丈夫にする必要があるのだろう。現在、薬以外では、以前に書いた玉ねぎの千切り、協和発酵のクレアチン、そして黒にんにく・黒酢の錠剤を飲んでいる。黒にんにくは血管を若返らせる効果があるとかないとか。この手のサプリメントは信じて飲むしかあるまい。
かくて、総合病院で心臓内科、真性多血症治療の血液内科、糖尿病内科にかかり、近所では眼科が増えた。ただ総合病院は2ヶ月に1回程度の診療だから、さほどの負担はないのだが、薬も含めて医療費は膨れ上がるばかり。国家財政を我が家も踏襲しているわけだ。いつまで続きくか、医者通いという心境である。
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