きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

犬の周辺、犬の風景、犬の背景

2011-02-27 22:28:43 | 徒然に2010-2013
先日の愛媛マラソンも今日の東京マラソンも市民ランナーの活躍が目に付いた。
本業をしながらサブスリーとか一定の水準をクリアするだけでもすごいのに、ましてやトップですから。儂はといえば、いわずもがなまだまだ甘い。
加えて猫ひろしさんは、2時間37分とか。これはもう練習の結果がしっかり反映されているということなんでしょう。努力は嘘をつかない。確かに。
ところで愛媛出身ノッチさん、どうした?

昨日今日は、犬関連でお礼に行ったり報告に行ったりしました。本人(本犬?)は呑気に「ちょっとホームステイしてきました」みたいな顔をしていますが、我が家だけでなく周りの人間は大変でした。彼女が一週間世話になったお家の方は、人なつっこい彼女のことなのでもう情が移っていただろうし、それを考えるととても複雑な気分でした。でもまあ、とりあえず生きて連れて帰ることができて良かった。90%いや99%諦めていましたから。骨ぐらいは持って帰ってやりたいがなやらんとな、とあてのないことを考えながら通勤ランしてましたから。

やはり、いなくなってようやくありがたみが分かる存在の大きさが分かるということを、幾つになってもそういう状況にならないと忘れてしまっているというのが情けない。たかが犬というなかれ、です。ただこの感覚は犬好きでない人には分からないだろうから、今回の犬の失踪もあまりいわんことにしていましたが、落ち込みを完全に隠すことなどできず、いろいろ心配されたりきかれて困ったりもしました。ですから、とにかく戻ってきてくれて、本当にありがたい。先日結構な準備をして臨んだ大きな仕事があまりうまくいかなかったことなど全く気にならないぐらい(こらこら・・・)。

儂の犬騒動は落ち着きましたが、今日ブログを更新しようとしたら、gooのトップページには「家の事情で飼ってもらえなくなった…」というショッキングなフレーズ。先日見た紳助さんのテレビで紹介されていた「犬と猫と人間と」のことを思い出し、ウェブをうろうろ眺めてしまっていました。「犬たちをおくる日 この命、灰になるために生まれてきたんじゃない」という本は松山のことが書かれてあると知りました。ページを開けば開くほどやるせない気持ちになります。でも避けて通ってはいかんのでしょうね。本を買うことにしました。

先日の愛媛マラソンでは、参加選手への応援メッセージとともに参加選手からの応援メッセージも募集されていました。別にフルぐらいでたいそうな決意はしてないぞと思いつつも、こういう機会もなければ、何か伝えるということもないかもしれないと思い、当日の朝、投稿しました。
『ヨメさんへ:いつも気付きにくいところでさりげなく気を遣ってくれているのを感じます。感謝しています。ありがとう。子どもたちへ:「ことば」ではうまく言えませんが、あなた方の日々の頑張りに刺激を受けて父も頑張ることができています。まだまだ負けないでいようと思います。ありがとう。犬たちへ:いつも変わらずそこにいてくれることを幸せに思います。長生きしてね。ありがとう。』
本当に、いつも変わらずにいることのありがたみそして貴重さを感じた一週間でした。

もう二月が終わりますね。うちの職場では、3月13日に行われる駅伝大会に向けての練習が始まりました。儂自身、みんなで集まってわいわいと走るのがとても新鮮で、いつものソロでのLSDとは違った面白さを感じています。これもそのうちにできれば報告したいなと思います。