きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

十夜ヶ橋

2012-08-27 05:00:00 | 近場の異邦人
とよがはし、と読むらしい。

前の職場に遠距離通勤していた頃は、まだ自動車道から高速への連結がうまくできていない時期だったこともあり、この前の道は本当によく通った。
がしかし、ここに立ち寄ったことは全くなかった。

先日、O市に所用で出向いた際、時間があったので、用務先の福祉会館からここまでほんのわずかなのに、重い体を引きずるようにしてよろよろになりながら訪れた(彼が家に居なかった時期です)。

弘法大師さんみたいに、野宿しとるんじゃないかなと思って(当たっていた)、無事を祈願。

普段は何とも思わんのに、気持ちが弱っている時は、やっぱ仏さんや神さんとこに行かずにはおれんのやなあと、今考えたら思う。
そして、心配で不安で吐きそうなぐらいなのに、以前から約束していたことだからせんといかんことばっかりあって、ほんとこの時期どうしようかと思っていたことは、この先も忘れないと思う。

そういう意味で、忘れられない場所。