近くても行けないところがある

自宅のバリアの話。

先日、夏物を出した。
車椅子生活になってから、２階には上がらなくなった。上がれなくもないが、去年トイレで転倒して骨折したぐらいだから、階段のリスクが高いのは言わずもがな。
今は、年２、３回冬物と夏物の衣類の入れ替えとかで上がるだけで、他にどうしても必要なものがあるときは家人に頼むようにしている。そんなにモノはないので事足りると云えば足りるが、アルバムとか記念の品々とか、保管してあっても目にすることはもうないかもと思うと不思議な気もする。

１階にある居住スペースは、和室に敷物を敷いて車椅子で使用している。こちらも押し入れとか戸袋とか、自分が自由にアクセスできないところは多い。

必要ないとはいえ、自分にとってのデッドスペースが多いのもあまり気分は良くない。
車椅子になる前は、２階の部屋を仕切ってだいたい２畳ほどの「書斎スペース」を作ってもらっていたが、あれぐらいが丁度いい。すべて手が届くところにある。
本当は必要最低限のスペースで生活したいもんである。となれば車中生活か。

自転車道に「引き籠もる」

連休中は、見事に規則正しい生活。雨が降らなかったのはあるが、一日も休まず漕いだ。
起床と就寝時刻はいつもより３０～１時間遅かったが、毎日自転車道を漕いだ。その距離９日間（ウチは１０連休ではなかった）で２００キロ。

どこかへ行くとか行きたいとか云う気分にはならなかったし、かといって家の中に居るにはもったいない。御近所をうろうろするような漕ぎ方も何となくこのときはしたいという感じではなかった。
自転車道がいいのは、車があまり来ない（全く、ではない）とか、路面が漕ぎやすい（一部ガタガタに荒れ気味の箇所もある）とか、左右の傾きが少ないとかいろいろある。そのため、最近は補聴器しないで漕ぐこともある。景色とかに珍しさはないから流石に飽きてはきている部分はあるが、手軽ではある。

それを毎日２０キロ前後。時間にして４時間前後。

人もようけおったが、野良君もよく見た。