事情により、年末は在宅勤務で過ごすことにする。わざわざ出て行かなくてもよく、かつしなければならないことがそこそこあったということ。
年明けに報告するレポートになかなか取り掛かれないでいたが、今日はじっくり向き合う。以前、研究していた手話に関する内容。
昔書いた論文をネットで検索する(便利になった)。とある学会誌に投稿して、7回落ちて(不採用並びに再査読)、掲載されるまでに4年かかった。通常は1年かからない筈だから、異例中の異例だと思う。そして。
今回、他の論文に引用されていることが分かった。ここ最近の論文。
引用されることは、論文の有用性を測る一つの尺度だと思っていたから、これは相当嬉しかった。
もう新しいことはそれほど(というより全く)できないが、今までやってきたことを自信をもって示していいのかなと思った。そして。
論文書くときにお世話になった、E大のT先生が今年度で退官されるということを聞き、何かしら「間に合った」なあと。元々聴覚畑の先生と、手話信者の私が組んだコラボは結構珍しかったのではないかと思う。聴覚か手話かではなく、現場や子ども(と親)に何かしら還元できる研究をというT先生の思いと懐の深さと的確な御指導で、しっかりしたものが書けたのだと思う。
退官記念パーティーに行けんのが残念だが、記念品代、振り込ませていただきました。
改めてありがとうございました。