きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

糸山から宮窪往復

2018-09-28 21:23:27 | 遠くへ~少しだけ非日常
思いついて、しまなみを渡ってみようかと。もう2ヶ月近く前になる話。

きっかけは、もしかすると数日前のこれだったのかもしれない。

勿論、尾道までは無理にしても。

糸山サンライズでトイレに行き、ここにクルマを置いて出発、ということはここに戻ってくる必要がある。これがランのときとは違う。移動距離は1/2程度しかないのに、必要な距離は2倍になる。これがしまなみに行ってみようかという気持ちの部分での大きなバリアになっていると思う。

ともあれ、どこまで行けるかは分からないが、兎に角行ってみることに。車椅子の場合は、橋までの上り坂がポイントになるが、来島大橋までのこの部分は割合すいすいと。

久々の来島海峡大橋。

しまなみ縦走の時以来か。

橋の上では、自転車の人が声を掛けていく。尾道行きも今治行きも。走っているときに比べると、声を掛けて貰う割合は多い。

大島に降りて、すぐ傍の道の駅でトイレに入り水分を買う。そしてひたすら進む。

ペースは速いとは思わなかったが遅いという感じでもなかった。宮窪までの長さも想定はしていた。しかし、最後の宮窪峠越えでかなり消耗する。

ようやく宮窪の街が見える。但し、ここから伯方島への橋までは、約3キロ。糸山まで戻る時間的にもちょっときつい。

ということで、ここで引き返すことに。ここから橋まで漕げなかったのは、かなり気分的に重い。大きな宿題が残っているかのようで。

ここからフェリーが出ているらしい。次はフェリーも考えてもいいかも。島の路線バスより車椅子が乗れそうな可能性はあるな。これは気付かなかった。気付くことができたのは僅かながら収穫。

で、街の方には行かず、元来た道を戻り、行きにチェックしておいた青果店でガリガリ君を。店のおばちゃんとしばし談笑。

再び宮窪峠越え。帰りのときは、上りの距離が短かったようで、行きほどのしんどさはなかった。これは峠にあるベンチ。

行きはパスした吉海町内で補給。平日だったのでトイレは向かいの支所に行ったが、この薬局も身障者用トイレはあった。ウォシュレットがある分、こっちの方が良かったか。

ここから橋の入り口(下田水:しただみ)までが、思ったよりきつかった。補給したばかりなのに。

そして、橋の登り口から実際に橋に入り、しばらく上りが続いた。確かに行きは楽だったから帰りはきつい。

結構、1時間ぐらい上っていたか。それでも何とか糸山に帰還できた。

しばし休憩。宮窪折り返しで正解だった。

思ったよりも高低差はあるが、路肩も広く交通量はそれほどでもないから自転車と同じように歩道を漕がなくてもいい部分は多かった。ただ、もう一度行くかと云われると、しばらくは難しそうで。やはり、往復しなくてもいい方法を考えなければと思った。伯方とか大三島からのフェリーを使うことができるなら、また、可能性はありそうだが、そこまでの交通機関とか考えなければならないことは多いように思う。

初しまなみは、なかなか厳しい洗礼を受けたという、そんな感じだった。

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