ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

マス。サケ。

2013-09-30 12:12:28 | Weblog

本流に戻ると、大きな魚がスルスルと目の前を泳いで行く。背中が大きく盛り上がった・・・カラフトマスのようだ。
鮭はいないのかな?全部マスかな?それはよくわからない。
1メートル近い大魚がわんさか。壮観の風景。でも、水面が光って、写真には上手に写せない。残念です。

熊に出会わないうちに戻らないと。振り返ると藪。薮、嫌だよ。若干沼っぽいし。嫌だよ。沼も藪も。

イヤダヨイヤダヨ。

2013-09-30 12:06:30 | Weblog

もうなんでだよ。もう嫌だよ。とつぶやきながら、藪を切り拓いていく。服が汚れるじゃないか。

本流は10メートルほどの川。藪の中を進むと、幅1.5メートルほどの支流に出た。浅い川だ。こっちにはいないな・・・と思いながらも眺めていると・・・バシャバシャっと音がする。上っているではないか。身体を半分も水面から出しながら、身をよじるようにして、さらに上流を目指して上って行く鮭。至近距離。50センチほどの距離。鮭の飛沫を浴びそうです。

こういう時は危険です。我を忘れて藪を進みます。熊がいるかもしれません。危険です。帰り道がわからなくなりそうなんです。

タンケンダマシイ。

2013-09-30 12:04:21 | Weblog

どうにも、探検魂が騒ぎ出したら止められない。
藪がおれを呼んでいる。ような、気がする。
もっと近くで見たいだろ?命の息吹を感じたいんだろ?

もう勘弁してくれ。と。
道なんてないじゃないか。と。

僕は藪の中へ入っていくのかい?

ソジョウ。

2013-09-30 11:45:13 | Weblog

川を遡ってみることにした。川沿いの道を行き、橋を探す。
なかなか橋がない。5キロほど上ったところに橋があった。
下を覗くと・・・いた。数匹の鮭がユラユラと尾ビレを動かしている。身体はすでに傷だらけだ。

まだ上るのだろうか?ここで相手を待つのだろうか?


オトシベ。

2013-09-30 11:42:02 | Weblog

何川だろうか?音標川だろうか?

河口に釣り人がたくさんいる所には鮭がいる。鮭釣りをしている。

ということは、川を覗けば鮭がいるということ。
橋の上から下を覗くと、夥しい数の鮭。
遡上チャレンジのスタート位置である。

イノチダケハネ。

2013-09-30 09:57:08 | Weblog

朝、お散歩中のおばあちゃんが言った。
「なんぼ無茶しても、命だけは持って帰りなさいな。親が心配するからな」

脱線することもなく、行き先を違えることもなく、銀河鉄道は元の場所へ戻ってきたようだ。

列車を降りて、出発だ。荷物を積んで出発だ。重たい扉を閉めて、また僕は旅に出る。さぁ行こうぜ、とマグナが呼んでいる。

うんうん、行くよ。オコッペアイスを食べてからね。

ギンガテツドウノヨルハフケル。

2013-09-30 01:46:17 | Weblog

青白く、夜は更けて行く。薄い雲が空にかかり、星は見えない。

列車はもうすぐ発車するようだ。汽笛が聞こえる。

アンドロメダで途中下車したいと、車掌に頼んでみようと想う。

月のそばを通る時に、君に手を降るけど、運が良ければきづくかな。

チケットはどこかな?
ポケットを探っている間に、眠りに落ちてしまいそうだ。

銀河鉄道の夜は更ける。動き始めた列車は、どこへ向かうのだろう。

エーコープツブレタ。

2013-09-30 01:34:36 | Weblog

北海道は、全国でも有数の過疎化進行地域を抱えている。人口が増えているのは札幌のみ。他の地域はすべて過疎への道を進んでいるという。
20年後には、ほとんどの集落が限界集落になるとかならないとか・・・。

興部町。スーパーマーケットないかなぁ?とウロウロしてみた。無かった。エーコープが潰れて、ひどい姿になっていた。午後五時半の段階で、開いている商店は一つも無かった。
町はそこそこの大きさだと思う。公園は綺麗に整備されている。住宅もある。でも、エーコープは潰れている。

買い物は、20キロほど離れた紋別へと行くのかな?

無料で列車に泊まらせてくれる興部町。でも、この町にお金を落としようがないってのは、問題だな・・・。
とりあえず、自動販売機で、コーラを買った。

オコッペノソラ。

2013-09-30 01:25:38 | Weblog

夕陽が沈む瞬間には間に合わなかった。

興部町にはスキー場がある。当てずっぽうにバイクを走らせて、スキー場辺りに丘を見つけた。小高い山を駆け上がる。

オホーツクは空が綺麗だ。空というよりも、雲が綺麗だ。
バイクで走っていると、何度もバイクを停めたくなる。キリがないのでそのまま走るのだが、素晴らしき雲が次から次へと現れては消えていく。

今日は、一日中、雲が綺麗だった。