マス。サケ。 2013-09-30 12:12:28 | Weblog 本流に戻ると、大きな魚がスルスルと目の前を泳いで行く。背中が大きく盛り上がった・・・カラフトマスのようだ。 鮭はいないのかな?全部マスかな?それはよくわからない。 1メートル近い大魚がわんさか。壮観の風景。でも、水面が光って、写真には上手に写せない。残念です。 熊に出会わないうちに戻らないと。振り返ると藪。薮、嫌だよ。若干沼っぽいし。嫌だよ。沼も藪も。
イヤダヨイヤダヨ。 2013-09-30 12:06:30 | Weblog もうなんでだよ。もう嫌だよ。とつぶやきながら、藪を切り拓いていく。服が汚れるじゃないか。 本流は10メートルほどの川。藪の中を進むと、幅1.5メートルほどの支流に出た。浅い川だ。こっちにはいないな・・・と思いながらも眺めていると・・・バシャバシャっと音がする。上っているではないか。身体を半分も水面から出しながら、身をよじるようにして、さらに上流を目指して上って行く鮭。至近距離。50センチほどの距離。鮭の飛沫を浴びそうです。 こういう時は危険です。我を忘れて藪を進みます。熊がいるかもしれません。危険です。帰り道がわからなくなりそうなんです。
タンケンダマシイ。 2013-09-30 12:04:21 | Weblog どうにも、探検魂が騒ぎ出したら止められない。 藪がおれを呼んでいる。ような、気がする。 もっと近くで見たいだろ?命の息吹を感じたいんだろ? もう勘弁してくれ。と。 道なんてないじゃないか。と。 僕は藪の中へ入っていくのかい?
ソジョウ。 2013-09-30 11:45:13 | Weblog 川を遡ってみることにした。川沿いの道を行き、橋を探す。 なかなか橋がない。5キロほど上ったところに橋があった。 下を覗くと・・・いた。数匹の鮭がユラユラと尾ビレを動かしている。身体はすでに傷だらけだ。 まだ上るのだろうか?ここで相手を待つのだろうか?
オトシベ。 2013-09-30 11:42:02 | Weblog 何川だろうか?音標川だろうか? 河口に釣り人がたくさんいる所には鮭がいる。鮭釣りをしている。 ということは、川を覗けば鮭がいるということ。 橋の上から下を覗くと、夥しい数の鮭。 遡上チャレンジのスタート位置である。
イノチダケハネ。 2013-09-30 09:57:08 | Weblog 朝、お散歩中のおばあちゃんが言った。 「なんぼ無茶しても、命だけは持って帰りなさいな。親が心配するからな」 脱線することもなく、行き先を違えることもなく、銀河鉄道は元の場所へ戻ってきたようだ。 列車を降りて、出発だ。荷物を積んで出発だ。重たい扉を閉めて、また僕は旅に出る。さぁ行こうぜ、とマグナが呼んでいる。 うんうん、行くよ。オコッペアイスを食べてからね。
ギンガテツドウノヨルハフケル。 2013-09-30 01:46:17 | Weblog 青白く、夜は更けて行く。薄い雲が空にかかり、星は見えない。 列車はもうすぐ発車するようだ。汽笛が聞こえる。 アンドロメダで途中下車したいと、車掌に頼んでみようと想う。 月のそばを通る時に、君に手を降るけど、運が良ければきづくかな。 チケットはどこかな? ポケットを探っている間に、眠りに落ちてしまいそうだ。 銀河鉄道の夜は更ける。動き始めた列車は、どこへ向かうのだろう。
エーコープツブレタ。 2013-09-30 01:34:36 | Weblog 北海道は、全国でも有数の過疎化進行地域を抱えている。人口が増えているのは札幌のみ。他の地域はすべて過疎への道を進んでいるという。 20年後には、ほとんどの集落が限界集落になるとかならないとか・・・。 興部町。スーパーマーケットないかなぁ?とウロウロしてみた。無かった。エーコープが潰れて、ひどい姿になっていた。午後五時半の段階で、開いている商店は一つも無かった。 町はそこそこの大きさだと思う。公園は綺麗に整備されている。住宅もある。でも、エーコープは潰れている。 買い物は、20キロほど離れた紋別へと行くのかな? 無料で列車に泊まらせてくれる興部町。でも、この町にお金を落としようがないってのは、問題だな・・・。 とりあえず、自動販売機で、コーラを買った。
オホーツクノスイヘイセン。 2013-09-30 01:32:12 | Weblog 山を駆け下りて、海岸を目指してみた。陽は沈んで、闇が降り始めている。 オホーツクの海が、空の色と同化し始めている。 水平線、見えますか?
オコッペノソラ。 2013-09-30 01:25:38 | Weblog 夕陽が沈む瞬間には間に合わなかった。 興部町にはスキー場がある。当てずっぽうにバイクを走らせて、スキー場辺りに丘を見つけた。小高い山を駆け上がる。 オホーツクは空が綺麗だ。空というよりも、雲が綺麗だ。 バイクで走っていると、何度もバイクを停めたくなる。キリがないのでそのまま走るのだが、素晴らしき雲が次から次へと現れては消えていく。 今日は、一日中、雲が綺麗だった。
オカヲノボッテ。 2013-09-30 01:20:19 | Weblog 受付を済ませて、少し心に余裕が出来た。宿を確保。テントを立てる必要もない。 荷物を降ろす前に、バイクを走らせた。目指す場所は、丘。どこでもいい。丘を目指す。急いで、丘を目指す。
シンダイレッシャ。 2013-09-30 01:14:20 | Weblog 寝台列車に改造された列車内部。 足がはみ出すが、頑張れば11人は寝られる。短めの畳が11枚敷いてある。敷布団が数枚、棚に入っている。 窓も扇風機も、レトロ。レトロ調ではなく、リアルレトロ。