「七緒でもあるのね、こんな特集」には、「内緒コメント」も含め、多くの方からコメントをいただきました。
そのなかで、
「その判断が微妙に違うのが「七緒」らしいところですが、面白かったのは、最も「OK」が多いのが茶道家、最も少ないのがアンティーク・ショップの店長。
しきたりにうるさいはずの茶道家のほうが寛大?」
と書いたところ、
「これで読むと、すごくうるさい人のように誤解されるのでは?」といったご指摘を(内緒コメントで)いただきました。
同じようなコメントを、少し言葉は違いますが、和日和さんからいただき、私の言葉足らずを補っていると思いました。
許可をいただいたので、コメントの一部を載せさせていただきます。
コメントまで読む方は少ないと思いますので。
「私もその七緒を読みました。茶道家の方は存じ上げませんが、その古着屋さんの店長さんはよくお見立てをしていただいています。取り扱う古着は茶道関係の方のものが多いと聞きました。高級な部類に入るので、とてもコンサバティブなチョイスです。でも、とても周囲に好評なんですよね。
茶道関係は先生によってかなり差が激しいので、必ず相談されたら、私よりも先生や先輩に確認するように伝えています」
それに対する、私のコメント返しです。
「和日和さま
貴重なコメントありがとうございました。
私もそのアンティークショップは好きです。その方がこれはちょっとというのも自由だと思います。
雑誌から求められたら、意見を言い、それがこちらの考えとは違うのも当然です。
ですから個人の意見をおかしいと言っているのではなく、企画の意図に関しての一つの意見です。
雑誌は多くの人が参考にするためのものです」
補足すると、企画は、人選の段階から企画意図が入っていると思います。
ある程度意見の違う人を載せないと、みな同じ考えだったら、記事になりませんから。
で、私の返しに対して~。
「確かに、編集の意図がわかりにくいですね。幅がある意見の中で、「この方はリベラルな考え方で自由に楽しみたい方はこちらの方をご参考に」、「この方はコンサバティブな考え方で厳しい目で見られる時はこちらを指針に」と、自由度の大中小で示してくれると、初心者の読者にはわかりやすいかもしれないですね♪」
なるほど、卓見ですよね。
緩やかな優しいことばで、わかりやすく説明してくれている上に、企画提案まで(笑)、すごいと思いました。
そのほか、「美しいキモノ」との違いを教えてくださった方。
「美しいキモノ」はコーディネイト主義で、「パーティにはこんなきもの」といろんなコーディを紹介していくファッション誌と同じ発想。
きれいな着付けは当然という前提があるせいでしょう、「決まりごと」の記事はあまり見当たらなかったことは意外でした。
衣替え、礼装といったおおまかな場合だけでしょうか。
「七緒」は初心者やアンティークものを着こなす人への「工夫主義」?だと私は思っていたので(思い込んでいた?)、あの特集は意外に思えたのでした。
役に立ちました
でも、多くの人が「七緒」という雑誌が好きなのだなあ、ということを実感した上、皆様のコメントのお蔭でもやもや晴れました。
ありがとうございます
週末は歌舞伎に行きます。
どの雑誌参考にしようかなあ~。
きもの発展途上人です。
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