ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

「かがみの孤城」言葉の通じなさ&紬をコートに改良中

2021-01-08 09:50:42 | きものの本&本

東京は寒い!&コロナ感染者数の多さ。

紬きものをリメイク中。

少し大きめの襟がポイント。

この紬は手触りや色は好きなのですが、
なぜか着にくい~。
何度か着てみて、そのたびに
おさまりが悪くて~~。

きもの友達と「イカット展」に。
2013年。
きもの着始めの頃ですね。
こうして懐かしいキモノも
次々と変わっていくのですね。

「かがみの孤城」です。


辻村深月さんの「かがみの孤城」
いめじモノですね。
まったく知らずに読み始めました。
予備知識なく読んだ方が
本は面白い。

イジメものは
村上春樹の「沈黙」や
川上未映子 の「ヘブン」などがありますが、
この作品は、
いじめでもなくケンカでもなく、
名前のつけようがない」と主人公。

だから余計に怖いんでしょうね。
学校に行けなくなる~~。
自分の部屋のかがみの向こうの
お城に~~。
そこには同じように学校に行けない
6人の子どもがいて~~。



誰がいつ、どんな形で人を
傷つけるのかわからない。

中学一年生の主人公「こころ」は、
人の気持ちや表情に、
ええ、こんなに気にするの?
というくらい敏感。
相手の言葉が本当のことを言っているのか、
単なる上っ面の言葉なのか、
常に探っている~~。
子どもってそうよね。


かがみの向こうのお城とか、
パラレルワールドとか
いくつもの仕掛けと何度かの
ドンデン返し。

私の世代としては、
フリースクールの先生の
とにかく相手の言葉を聞く、
つまりひたすら傾聴するという態度が
参考になった。

「わかる、わかる、
こういうことでしょ?」と
相手に同意しても、
相手は
そんなことじゃない!」
と余計に自分の気持ちが
わかってもらえないことに
怒り、いらだつ~~。

いや、私にも経験あります(汗)


鶏胸肉でフライに。
少ない油で揚げるときには、
先にレンジである程度熱を通しておきます。
胸肉、すぐ使うときでも
砂糖と塩を練り込み冷凍。
これが胸肉?というくらい柔らかくなる。



挿絵が可愛い。
全体的にアニメ調。

相手が苦しい、辛いというときには、
余計なアドバイスなどしない、
つい、エラそうに?
言いたくなるけど。

人と人との言葉の通じなさ。
思っていることを言葉に
できないもどかしさ。
そんな気持ちを
この小説は代わって
言ってくれているんですね。
絶大な支持。

それにしても、
イジメや自殺や、進学挫折や~。
最近の学校の過酷さ。
私らの時代の比じゃないのかも。

というわけで、
あれこれ考えながら、
紬リメイク、続けます。

好きなことのある有難さ。

最後までありがとうございます。
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