ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

きものは「見た目が9・5割」?

2013-08-07 18:59:27 | きもの仲間

 


 

子どもの頃に「人を見た目で判断してはいけません」

と言われて育った世代です。

 昨今は、誘拐の心配などもあって

「見た目、怪しそうな人には近づかない」と

教えるそうです。

 

私が「見た目が大事」を感じるのは、

外国に行ったときと、きものを着たときです。

 外国では五感を研ぎ澄まして、

近づいてくる人を判断しなければなりません。

 「汚い恰好しているけど、本当はいい人かもしれない」

などと言っている暇ありません。

逆に「親切過ぎる人」にも要注意、でした。

こちらは日本でも~~??


P1060033_3

入浴、ではなく0年前のニューヨークのダウンタウン


きものを着るようになってからもは

「見た目の大事さ」をつくづく感じまする。

 

洋服と違い、きものは着ているだけで、

なんというか、どんなふだん着だろうと、

ある種の気合というか、その人の趣味・嗜好・考えが

強く反映されているように思うから。

 自分がどんなイメージになりたいか

(価値観)が明確になる、というか。

 

P1060014 P1060015

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ人とは思えない。
きものと化粧によってこんなに変わります。

右が好きな人と左が好きな人、

「中身」やはり違うでしょうね。

「新・ヘアと帯結び」(美容総合出版)



そんなことから、ベストセラー「人は見た目が9割」の続編

「やっぱり見た目が9割」(竹内一郎・新潮新書)が

出たので読んでみました。

 

著者の竹内氏は劇作家・演出家です。

P1060022

上戸彩の目に似ているね

 

 

 

本のなかで、私がきものに関して

選ぶポイントは三つです。

 「見られる側」に立ったときのポイントです。

 1 仕草

 これはもう言うことないですね。

 きもの独特の所作はよくご存じだと思うので

はしょるとして、

一般的には

 「自信を持って、きちんと相手の目を見て話す

 2 姿勢

この威力は大きい。

ある人がある場所でオリンピックの選手を見たとき、

みな姿勢がよくて、

どんな人でもカッコよく、美人に見えた」そうです。

 

オーラのあるなしも、

この姿勢によるところが大きいとのこと。

これは私も感じていて、あるモデルさんは、

普通の人として街を歩くときには少しだけ姿勢を悪くして、

うつむき気味に歩くそうです。


きもの着て姿勢悪いと、老けてみえるように思います。

 

3 笑顔

 これは敵意のないことを表す武器でもありますね。

 でも誰かれなく笑いかけるのは問題です。

 若い頃、電車でつい思い出し笑いをして、

目の前のコワそうな人に

「人の顔見て何、笑ってるんだ!」と

スゴまれたことあります。

きれいな人だと、誤解される恐れも

 

ある番組で、写真に撮られるとき

「目尻にシワの寄らないプロの笑い方」

を紹介していました。

 「顎に力を入れて、ウイー」と言うそうです

 試してみると、確かに

 でも少し不自然

 

そのほか面白かったのは「嫌な癖」に関すること。

主に「音」と「動き」の二種類あって、

「食べるの音」「貧乏ゆすりや髪をいじる」

といった癖は出世のさまたげにもなりかねない

そうです。

 そういえば知人に「食べるとき音を立てるのが嫌」で

恋人と別れたという人もいました

 

外国に行って以来、「五感を鍛えるため」に、

ときどき「見た目訓練」をしています。

 それは「ドラマを音を消して見る」ことです。

 セリフや言葉で人を判断しないで、

表情だけで何を思っているかを考えてみる。

外国の映画のほうが面白いです。

 

きものを着ると、「五感」が鋭くなるような気がします。

 感触、色、紐の締め具合など身体の感度も敏感になるとともに、

ぱっと見て、相手のさまざまな情報をキャッチする。

 

自分がそれだけ考え、工夫し、

こだわっているものに対して人は敏感になります。

 そういうわけで、一般の人が「見た目9割」なら、

きものを着た人は少しその上を行くということで、

5分増しに

 まっ、それほど目新しいことはないのですが、

それでも「見た目大事」を、再確認する意味では参考になります。

 「じゃあ、残り一割(五分?)は何か」と気になる方は、本を読んでくださいませ。

 「ワタシだけは、見た目で判断しないでね」

 と、みな人は言い

応援ありがとうございます。

「ウイー」笑顔

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4 コメント

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それはもう! (tanahana)
2013-08-08 22:13:31
それはもう!
着物でなくたって見た目です(笑)
良くも悪くもですけど。
年を重ねるにつれ、それまでの人生が顔に出るというのもありそうです。
その上、着物だと、その人の内面や暮らしぶりまでもがわかってしまうと、友人が言っていました。怖いけど、その通りだと思います。
返信する
見た目9.5割ですか。 (うまっち)
2013-08-08 23:50:32
見た目9.5割ですか。

怖い、でも注意しないといけませんね。

反省しきりですわ。

着物を着てると注目度が違いますものね。

普段着でもそれは一緒ですね。

地域の役員をしていた時は
市役所に交渉に行くときに結構着物で行くようにしていました。

見た目を利用していたのかも・・・



返信する
うまっちさま (紫苑)
2013-08-09 08:16:22
うまっちさま
面白く役に立つ?コメントありがとうございました。「市役所の交渉にきもので。うまく利用していた」なんて、なかなかなものですね(笑)そういう手もあったんですね。私も使ってみたいけど、まだまだ「利用できるまで」には修行が足りないかも。
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tanahanaさま (紫苑)
2013-08-09 08:20:09
tanahanaさま
そんなに力強く言いきってくださってありがとうございます(笑)書く方は恐る恐る?なんですけどね。お友達、強く、愉快ですね。そんなお友達を持つtanahanaさんも~~。
返信する

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