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本日の東京は霙まじりの雨。
厳しい寒さを覚悟していたせいか
あまり感じない。
指先が動けばOK。
鍛えられてきたなあ~。
先にアップした「ハルメク」の自宅取材の
舞台裏を。
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たくさんの撮影機器。
わが家は築40年、狭いので自宅取材には
抵抗がありましたが、
「週刊女性」記事のツッコミで
腹が決まった~~。
それに「美しく整った部屋の公開」じゃなくても
いいんじゃないの?と思って。
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写真の背景は
万能テーブルの横にある箪笥
いろんなものが置いてあるので、
この向きで写真を撮るのは
結構盲点でした。
12月の取材で寒い。
私はニトリのルームシューズを
履いていたので
それほど感じなかったのですが、
記者さんやカメラマンの方は足が
さぞ寒かったことでしょう。
お正月に娘が来たとき、
「ホットカーペット、外すなんて。
足が寒い、寒い」と言っておりました。
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こちらは二階。
書棚を横にして帯箪笥にしたものです。
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針仕事を撮って外の公園に。
着物写真は鎌倉に行ったときのもの。
洋服と着物写真を並べることはないので、
だいぶ印象が違います。
大人と子どもみたいだわ。
どっちがとはいいませんが。
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公園での撮影。
食事も載っています。
作りました!
休憩
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たまには朝食。
このところずっと実用書を読んでいるので
小説らしい小説を読みたくなり、
でもあまり長いのは避けて、
春樹氏の「ドライブマイカー」が
アカデミー賞候補になったこともあり、
これは観たいと思いながら、
三時間という長さでトイレが心配で。
で、読んだのは
「グレイトギャッツビー」再・再読。
もう文章がいい。&
ポール・オースターの
「ブルックリン・フォースター」
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どちらも翻訳がいい。
村上春樹と柴田元幸。
写真にはオースターはなし。
ギャッツビーは「嵐が丘」と似ています。
好きな女性のためにお金持ちになって
戻ってくる~~。
「嵐が丘」は女性も
ヒースクリフを愛していますが、
ギャッツビーのデイジーは~~。
若い頃に読んだときは何が面白いのか
よくわからなかった。
やたらセレブの空しい騒ぎぶりを
描いていて。
今もまだ不明なところは残りますが、
これは
「金と地位、名誉だけに執着している
空っぽの」人たちを描いているのかなと。
セレブの虚しさとか~~。
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編集部からのお土産にいただいたヨックモックの缶を
携帯用の裁縫箱にしました。
ヨックモック、久しぶりで美味しかった💛
というのは村上氏はこの小説を愛し、
この小説をもとに
いろんな人物造形している。
彼の小説には
よく「空っぽ」の人間が出てきて、
彼らには容赦ない。
もちろん小説のなかで。
「ノルウェイの森」なめくじだかを食べる人とか、
「ダンス・ダンスの」の五反田君、
「ねじ巻きの~~」の妻の兄、ワタヤノボルだっけ?
手元に本がないので名前が~~。
村上氏は優しいイメージがありますが、
冷酷なところがあります。
「おんなのいない男たち」は結構怖い=
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使われなかった着物と帯のコーディです。
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ということで
狭小住宅のわが家ハツ公開でした。
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実は柴田元幸さんの大ファンで、ポール・オースターは殆ど読んだ記憶があるんですが、この傑作長編は知らんかったです(いや多分読んだかも?)。
村上春樹はノンフィクションは好きですが、翻訳とフィクションがどうも苦手で・・・
でも女性でオースターとはかなりの読書通ですよね。
歓心!感心!
東京新聞も取っていまして、その時も紫苑さんが…とても身近に感じました(勝手にスミマセン)