添え木の仕方

家の庭に大きな樹が無いので比較的成長の早い樹を植えようと思いついて、偽アカシアを植えたのは今年の春の事だった

庭樹として相応しいかどうかは不問に願って、先日、その樹を久し振りに見に行ってみると、何と樹が真横になっているではないか

春に植えた時、補強のつもりで添え木をしたのだが、しっかり固定し過ぎた為、添え木に引っ張られて、それ以上伸びられずに横になってしまったようだ

幼い時の添え木は大切なものだが、成長に合わせて緩めたり、取り外したりしなければ、いわゆる過保護になって真っすぐ伸びる事が出来ないのだ

子供や部下に対して、良かれと思って手を差し延べた時、最初は良い手助けになっても、時には妨げになることもあるようだ

親や上司はこの点に注意しなければならない