閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

名月の夜

2017-10-05 07:47:03 | 閃き
昨夜の月は美しかった

空も晴れて夜空に明るく光り輝く姿は秋の静けさと共に心に染み渡ってくる


昨日、近所の先輩の家にお邪魔して世間話をしていた時に、今日はお月見なのでとススキの穂と萩を探しに行ったそうだが、何処にも無くて困ったと言いながら小さな束にしたそれらを大切そうにしながら、かみさんが何とかするだろうと呟いた

奥様が生け花にして備えるのであろう


我が家に帰ると、お月見団子が作られていた

我が家ではお月見にお供えする風習は私の祖母の時代に行っていたのを妻が覚えたのを長女に伝えたのかも知れないが、男性陣は無関心であった

三女が小さかった頃は見掛けたことはあるが、肌寒くなった夜に、窓を開け放して月を愛でることもしないので知らないでいるだけかもしれない

しかし、昨夜は美しい月を暫し眺めていた


夕食後に妻が大切にしている望遠鏡でまん丸お月様を観察したらどうか?と孫に提案すると、妻は迷惑そうな声を上げて、余計な事を提案したと不機嫌なのが滲み出ていた

幼少の頃のこういった思い出がその子の将来にどう影響するか判らないと考えたのだが、妻に取っては私から突然に提案されても困るという風潮で、結局望遠鏡を出してはきたが孫と観察するまでには至らなかった

その理由は、望遠鏡の一部の部品が壊れていて観られないとのことで、そんな事とは露知らずに提案したのが気にくわなかったようだった

妻は、さっさと寝室に引き込んでしまったので、仕方なく1人で月見酒を楽しむ事にした


日本人は何百年もの間、こうして秋の名月を眺めながら、今年も終わりに近づいた事を感じ、秋の収穫を終えて一息付いてのんびりしたのであろうと、遠い昔の同じ月を眺めていたであろう方々と会話を楽しんだ気がした


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする