閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

三国志の予感

2017-10-23 07:17:40 | 閃き
こんかいの衆議院選挙結果の結果は国民の気持ちの反映であろうと感じた

国民はどの政党が主導権を握ろうが、安全で豊かな暮らしが出来ればそれで良いと考えている

今回自民党が選挙前と同じほどの議席を獲得したという事は、100%満足では無いが、しいて選べば自民党と答えを出したという事だろう

一方、今回の選挙の風となる筈だった緑の党は、無謀な急ごしらえで望んだために民進党を抱き込み、都知事が党首という中途半端な体制と、安倍首相を悪者にするという都議会選と同じ手法で挑んだために結果的に大敗し、結党メンバーの落選が相次ぎ、当選組は民進党からの移籍組ばかりとなった結果を観ると、踏み絵を強要するという日本人には合わない方針を出したことで、自らの主張を曲げずに新党を作った立憲民主に票が集まり、こちらが風の中心となってしまった結果を観れば、いわば軒先を貸して母屋を取られた結果となったようだ


詳しく観ると共産、維新、社民も議席を減らしているので、批判ばかりで能が無いと捉えられた政党からは離れて行っている気がしている

維新は保守よりで受け皿になり得ていると考えていたが、選挙戦に入り、緑の党と組むことで、対自民色を出してしまった事がかえって中途半端だったのだろう

公明は選挙区での議席で無い所が弱みとなっていて、選挙協力の仕方が小選挙区比例代表制では難しい事がハッキリしてきている

このままでは公明党はじり貧の道を辿ると思う程である


小選挙区の場合の右か左かという選挙は勝った負けたが判りやすく、大勝か大敗に色が出やすい

私は、中選挙区に戻して比例をやめると考えている

国民1人ひとりは議員の顔を見て投票すべきと考えている

従って過去にどんなスキャンダルがあろうが、当選すれば勝ちである

それが選挙区に住む住民の声だからである


将来は、中国の三国志のような日本人好みの体制になる様な気がしている

それは保守やリベラルというくくりでは無く、主流、反主流と中間である

今回もそういう色分けをしてみると、主流が65%、反主流が20%、中間(中流)が15%になる

政策によって賛成、反対を明確にするという中間(今ではゆ党という?)が日本人が好きなのは誰もが判っているのに、何故この方針を貫いて行く党がでてこないのであろうか

主流にただ反対の時代は終わり、三国志のような組み分けが出来る様な気がしている