閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

くも膜下出血

2014-04-10 09:08:30 | 閃き
遠方の客先を訪問した時、仲の良い当社担当者がくも膜下出血で倒れた事を聞き驚いた

彼は未だ四十代半ばである


くも膜下出血は、脳動脈に出来た瘤が破裂して、くも膜と軟膜の間に出血して脳を圧迫する病気で、脳動脈瘤破裂ともいう

統計的に見て3割が死に至り、3割が重度の神経障害になり、3割が社会復帰出来る

しかし、社会復帰しても再発の可能性があり、神経障害の発症の心配もある


破裂して脳内に出血すると激しい頭痛を伴い、大量の出血によって脳が圧迫され意識不明になるなど症状は重い

彼はまさしく、その状態に陥り、緊急手術を受けた


お見舞いに伺ったが、目は開いているが意識がハッキリしていない様子だった

術後の経過は良好の様なので、早く復帰出来る事を願った


彼はベビーの喫煙者で、日本酒が好き

高血圧症だった様だが治療に熱心では無かった

痩せて小柄な体格だが根性があり、2~3日の徹夜もいとわない根っからの技術者である


高校を卒業したばかりの唯一のご息子に、大きな責任がかかったが、頼もしく受け止めていた

他人事とは思えない事態に身が引き締まる


1日も早い回復をお祈りする

外国人観光客

2014-04-09 06:41:00 | 閃き
急に出張が入った

午前中に社内の仕事を整理して、慌てて家に帰り準備する

たまたま帰って来ていた三女に頼んで駅まで送ってもらったが

手土産にと立ち寄った和菓子屋で多額の運賃を支払う事になった


昼過ぎの新幹線に乗れば夕方には到着する


昼食を食べる時間も無いので、立ち食い蕎麦だと諦めていた

駅の立ち食い蕎麦屋は超満員、並んでいたら間に合わない

仕方無く駅弁に変更した


売店の前には外国人観光客の人だかり

最近、外国人観光客が増えたと感じていた


言葉の通じない外国人の買い物は、まどろっこしい

我慢強く待って、売上ナンバーワンの駅弁を選んだ

沢山ある駅弁の種類から選ぶ時間は、待っている間に十二分にあった


駅弁を片手に乗車口に並んでいると、外国人の家族連れがやって来て、英語が話せるかと尋ねるので、話を聞いた

家族は隣の県にある観光地に行きたいらしいので、在来線に乗る為に別のホームへ行くように伝えた


そう言えば、新幹線ホームには、在来線の乗り換え案内や英語の表記が少ない

これでは外国人観光客に優しくない


上手く乗り換えが出来る事を祈りつつ、駅弁を楽しんだ

8%の実感

2014-04-08 06:49:24 | 閃き
今年も評議員をしている中学校の入学式に出席した

毎年想う事だが、ダブダブの学生服に身を包んだ新入生は、あどけなさが残って可愛らしくもある


これからの3年間で見違える程の成長振りを見せてくれるに違いない

つい先日、歩いたかと思っていた近所の子の名前を入学名簿に見つけて、もうそんなに大きくなったかと驚いた

日常には無い場面に立ち会う事が出来て幸せに思う


入学式が終わり、軽く昼食を摂ろうと駅前の行き付けの食堂を覗いた

店主が老夫婦過ぎて、行く度に未だ営業していると安心する店だ

店内の品書きの値段は以前のままだ

いつものラーメンを注文した


待つ事しばし、運ばれてきたラーメンの見た目は変わらない

スープを飲み、麺をすすった

味も変わらず懐かしい味


チャーシューを一口

旨い!グレードが上がっている


完食して代金を支払うと値段が500円から550円になっていた

増税分を計算しているようだ

この分なら当分閉店の心配は無さそうだが


消費税分を値上げ出来ずにチャーシューをおごった店主の気持ちが判る

便乗値上げ出来ない職人気質


こんな値上げなら納得するね

模様替え

2014-04-07 06:28:56 | 閃き
仕事の保管書類が増えたので書庫を増やす事になり、それに合わせて部屋の模様替えをした

他部署に迷惑を掛けない様に休日に行った


僅かなスペースの中で書庫を増やし

且つ使用しやすい様にレイアウトを変更しようとすると

ちょっとしたパズルの様だ

予め備品を採寸して配置を検討しておいた


平面的に置けても、実際に置いてみると、高さが揃わず、しっくり来ない事もある

急遽、修正をしなければならない


床の掃除や、既存の書庫内部の拭き掃除や、不要品の整理も合わせて行う

長年使用していると、意外に不要品が溜まっている


中には、これ何!?ってのも出てくる

大量に出るゴミも一見どこかに収納されていた事を思うと、改めて驚く

勿論、分別して処分するが、まるで年末の大掃除だ


部屋の模様替えは同僚の協力もあり、何とか終了した

だが本心、未だ手付かずの所があるので、少々心残りではあった


綺麗になった部屋に一人残り、改めて見回すと何かしらウキウキした気分になる

そう言えば、最近こんな気持ちになった事がなかった


気持ちを切り替えるには、部屋の模様替えがうってつけだ

気持ちがイイネ

2014-04-06 08:29:57 | 閃き
昨日の土曜日、婿の実家のご両親が、初孫に兜飾りを持ってやって来た

婿には、華美にならないように伝えておいたが

外孫の為に、婿の為に恥を書かせてはいけないというご両親の気持ちが伝わってくる

予想していた通り、兜飾りは立派なものだった


床の間に飾り付けた兜飾りの前で、代わる代わる写真を撮って、和やかな一時が過ぎていった

その後には、祖母と次女一家、三女も加わって、ささやかな昼食会を開いた

婿のお父さんは酒好きで、私とは馬が合う

予め、そのつもりで来て頂く様にお願いしていた


男子の節句と言えば鯉のぼりを思い出すが、幟を立てる場所や管理が難しく

最近はベランダサイズのものがブームらしく、次女にはそれをプレゼントしていた


婿には、鯉のぼりはやめようと相談していたので、兜飾りになったと思うと、申し訳無く感じる

長女とは、孫がもう少し大きくなった時に、ベランダサイズの鯉のぼりを考えようと話している


こういった祝いは初孫だけに慎ましくするのは難しいかもしれない

孫の歓ぶ顔が見たいから、プライスレスなのだ

祖父母の気持ちが孫に伝わって、よい子で元気に育つ事を願っている