閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

多胎児セミナー

2017-06-26 20:24:46 | 閃き
長女が双子を身ごもった知らせに、とても驚いた

長女にとっては3度目の出産、我々も5人目の孫だと考えていたが、一挙に6人となる位に考えていた

長女は入院する病院から紹介された多胎児のセミナーに爺婆も参加するように頼まれたので参加した


前半部分は講演会と聞き、孫達が預けられている託児室へ行った

暫く孫達を相手に遊んでいたが、その内孫達は大勢いる年上の子供達の方へ引き込まれていってしまった

仕方なく周りを見回すと底には子供達が20数人いた

大きな子は中学生位であろうか、小さな子は首も据わっていないようだった

広い部屋を縦横無尽に飛び回っている子供達を見て気付いた

この子供達の殆どが双子だったのである

何故、双子と判るかと言えば服装がお揃いだった事と背格好や髪型が同じだったことからである

お揃いのTシャツを着たボランティアのお母さん達数人が泣きじゃくる子供達をなだめているのだが、その中に明らかに小さな女の子が、もっと小さな子を抱っこしてあやしている

ひょっとして兄弟なのかと推測したが正解は判らない

後でその女の子に尋ねたら6歳だという

その女の子が抱いていたのは1歳半位の女の子だったが、兄弟では無かった


男の双子は周囲を気にせずゴーイングマイウウェイ

双子でない男の子や女の子は1人で静かに遊んでいる

こんな小さな時分から毎日の様子が伺えるのは不思議でさえあった


後半はグループディスカッション

婿の代わりに父親のグループに参加した

多胎児の出産は予想をしていたより遙かに大変な事態であるようだった

夫婦は元より両親(爺婆)の協力も不可欠で、落ち着く迄は私用を捨てる程の覚悟がいる

その代わり、それ以降は楽しさも2倍でやってくるという言葉に参加した者皆救われたに違いない


経験者の話を聞くことで自分が置かれた状況を認識するセミナーは大変に有意義である

それよりも、双子の子供達を一同に見て、皆一応に優しく面倒見が良い印象を得たのは、1人ではないからなのであろうか

人生、学ぶことが多い