「百聞は一見にしかず」それを見れば、訪れた場所はもとより季節やかわした会話まで思いだされてくる。
ことしも様々な画像をUPしたが、心に残る情景をいくつか・・・・。
(春の足音が少しずつ聞こえ始めた頃の寒椿)
(庭に移したらいきなり元気に花を咲かせた芝桜)
(今年の家庭菜園最大のヒット作・・小玉のスイカ)
(石橋が途中で別れている「二俣橋」の秋)
(夕日の似合う空港ということでマニアも多い阿蘇くまもと空港)
(撮影ポイントに早くから集まって夕日と飛行機をまつマニアの列)
(日本の棚田百選にも選ばれている「番匠地区」の棚田の秋)
(阿蘇西原のコスモスと大原三千院の紅葉)
(冬枯れの里山。落ち葉の尾根道)
(真っ赤な夕焼けと青信号)
幾つかの年中行事があって、楽しみであるいは半ば義務感でクリヤーしていくうちに気がつけば一年は終わろうとしている。
29日は日が悪いとか、一夜飾りは宜しくないとかいろいろ言うので、早めに本日注連飾りなど一連の正月準備を終わらせてしまった。
天候が不順であてにならないので、前倒しで墓参りまで済ますことにした。
花を供えようとしたら花立ての中の水が凍り付いていて、除去作業は容易ではない。
今夜もまた冷え込みそうなので、多分明日にはこの花も水の中で凍り付く筈である。
それはそれで良いこともある。
カラスが悪さを出来ないからだ。
お墓に供えられた花などに、ことのほか興味が沸くらしく殆どのお墓の花は、クチバシで引っこ抜かれ周りにまき散らされる。
氷で固定された花はそうそう簡単にはカラスの餌食にはならないだろう。
家へ帰り着くと、庭の隅にある井戸にも、例年のごとくお供え物をした。
前の住人が掘ったものか、その前からあるのかは知らないが井戸を粗末にしていい話は聞いたことが無い。
ポンプも付け替えて、洗車と庭の草花への水やりに利用している。
保健所の水質検査で合格すれば、非常の場合の飲料水にも活用出来るかも・・。
先祖の墓だの、水神様だの、玄関や床の間のお飾りなど、無神論者はいきなり信心深くなり八百万の神々によろしくとお愛想を振りまいている。
今年は神様にもいろいろお世話になったし、来年は心を入れ替えて頑張るつもりである。
うっかりしたことは言えないが、確かに残された時間は無為に過ごして良いほど多くは無いことに最近ようやく気がついた。
明日からの決心どころか、来年となると決心の軽やかさはその比ではないものの・・・。