正月も3日になると、急にもう今年も3日が過ぎてしまったのかと感じる。
これが2日だとそうは感じないから不思議なもの・・。
来客は殆ど引き上げて、多分今日帰る予定が1名残っているだけ。
ポカポカ陽気なので、布団干し作戦を発動した。
敷き布団・掛け布団・毛布の他シーツの洗濯まで入れたら、まず4日くらいが作戦期間。
この作戦期間はロシアの作戦見積もりより確か。
布団の一部を干して、歩きに出た。
正月も3日目となると、ウオーキング・ジョギング、犬の散歩など俄然人が増えてきた。
今日は遠くの山も見えるので、山に特化する。
(東の方向:「阿蘇の外輪山の切れ目から見える米塚」)
阿蘇の西側に位置する米塚は、立野火口瀬の切れ目から見える。
相方に言わせると、漫画「鉄腕アトム」のなかで、火口から怪獣が出てきた山ということになる。
米塚は阿蘇では一番新しい小さな火山で、頂上に小さな火口跡がある。
(南の方向:「我が町の益城四山」)
右から「飯田山」・・中腹に常楽寺という中世の山寺がある。
中央は「船野山」・・東西はなだらかで、南北は急峻な旧火山。
一番左は「城山」・・わが町の最高峰で480mちょっと。
城山と船野山に挟まれた判別困難や山・・「朝来山」一番東に位置するので朝が一番早い。
(南西の方向:「宇土半島の山々)
半島全体が山の連なりといった感じ。
布田川断層帯は、益城の南西で分岐し、八代方向とこの宇土半島方向に伸びている。
あまり愉快でない断層帯の所在。
(西の方向:「金峰山系」)
金峰山は、私が子供の頃の教科書地図では休火山の表記だった。
今はどうなのだろうか。
左から、一の岳(金峰山)~二の岳~三の岳と連なり、これらは外輪山を形成している。
火口の跡は、現在集落がいくつもある。
(西の方向:「雲仙普賢岳」)
熊本市街と有明海を挟んで、結構な高さに見える。
海を挟んだ隣の県の山とは思えないほど近い。
今日はちょっと霞んでいるが・・。
(北の方向:「八方ヶ岳」)
私の出身地に比較的近い山で、等高線は中腹が急峻になって頂上はなだらか。
(北の方向:「鞍岳」)
最後は、私の故郷の山「鞍岳」である。
標高は1118mで、登山ルートによってはノンビリあり、急峻な登りありの変化に富んだ山。
中学生の頃は遠足で登った。
懐かしくて、同窓会のとき登山を計画し、事前に相方と二人でテスト登山をしたとき相方が滑って転んで骨折。
年寄りばかりの同窓会では、いくら懐かしくても駄目という結論に達し計画を中止した。
ちなみに、同窓会の幹事をン十年続けていて、必ず計画した場所には事前に相方と二人事前偵察を実施している。
傑作だったのは、天草イルカウオッチングを計画し、事前偵察で山ほど現れたイルカが本番で1頭も現れなかったこと。
イルカの話は、その後同窓生の間でしばらく話題になったが、今となっては楽しい思い出。
2日のネットのニュースで「鞍岳」での遭難のニュースもあったが・・・。
山は、たとえ里山でもあなどってはいけない。
私も遭難しかかった事があるが、この件は長くなるし本日省略。
「長々と山の話にやまがない」・・・しろ猫