今シーズン最大級の寒波がやってくるらしい。
屋外の水道の蛇口付近の保温処置を今一度確認する。
庭では健気にも小菊が2種類咲いているがどうなるかは判らない。
▲(色づき始めた白い小菊)
白い小菊はもう1ヶ月くらい咲いたまま枯れもせず頑張っている。
花もボチボチ終わりに近いとみえて、少し薄紫に色づき始めた。
いずれ花期は終わるのだが、今度の寒波を乗り切れるかどうか。
せめて駄目になる前に記念写真でも撮しておこうとパチリ。
▲(花梨の紅葉)
花梨は一度葉っぱを落としてしまって、秋の半ば過ぎに新葉が出ていたもの。
紅葉もその分遅れて、葉っぱが緑のまま年を越したが、やっと紅葉した。
例年だとここまでは紅葉しないが今年は特別に赤い。
これも寒波でどうなるか判らない。
取り敢えず記念写真として、小菊と共にパチリ。
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さて、昨日は町の文化協会が主催する「伝統文化に触れる会」を観に行った。
毎年各地の伝統的な演奏や踊りなどが紹介されている。
▲(町の文化会館)
外見は何の変哲も無い建物だが、音響に関してはかなりのレベルにある施設。
今回の公演は熊本市にある「花童」という幼稚園から高校生くらいまでの日本舞踊の団体の演舞。
スマホ、カメラ等の撮影は禁止されたので、その写真はない。
▲(文化会館の天井)
天井など映しても仕方がないが、取り敢えず・・・
プログラムは二部構成で、第一部は「伝え継がれてきた日本の古典踊り」
第二部は「伝え継がれてきた日本の民謡踊り」
面白かったのは、やっと幼稚園かと思われる子供2人のおてもやんと小学生くらいの久留米そろばん踊り。
普通の身振り手振りが、小さな子供たちなので滑稽さが際立つ。
世阿弥の「風姿花伝」の中の「時分の花」という言葉がぴったり。
特に芸をしなくとも、その時にしか咲かない花でという意味が、すんなり飲み込める一瞬。
最後は河内音頭と全国の民謡の組曲で、これが小さい子供から大きな少女まで混成の圧巻のフィナーレ。
拍手が鳴り止まなかった。
最後は出演者が見送りる中を帰路についたが、出口付近は出演者をみようと大混雑。
▲(見送る出演の子供達)
舞台上ではなかなか艶やかな大人の踊りを披露した出演者も、出口で良く見ればまだ中学生くらい。
帰宅して、調べたら殆ど15歳くらいには名取りになっていた。
特筆すべきは、化粧・着物の着付けなど小さい子供の頃から自分で出来るよう訓練されているとのこと。
常設の舞台は、熊本城・城彩苑の中にある「湧くわく座」で各地に出張公演も・・
保護者会もあって、保護者のサポート態勢がこれまた半端じゃない。
節分の日に、とんでもない福を招き入れた気分になれた。
「たまゆらの時分の香り花童」・・・しろ猫