昨日は午後から、9日後に迫った吟社の川柳大会の準備で事務所に出かけた。
こうした特別のイベントがあると、柳誌の編集や校正の他に何度か出向くことになる。
その際、ちょっといい風景に出会った。
(下江津湖畔)
木陰で涼しいし、私はこの位置から見る江津湖が好きである。
その、湖畔の公園駐車場で面白いものに出会った。
(藤崎宮秋期例大祭の飾り馬)
駐車場に車を駐めて、降りようとしたら数名の若く威勢のいい女性に出会った。
とにかく、楽しそうでキャッキャとやたら元気が良い。
以前から、例大祭は9月15日だったので休憩中かと聞いたら練習の休憩中だという話。
今では、9月の第三日曜日だそうで神様も人間の生活に合わせているらしい。
見れば、小型トラックの荷台には飾り馬も乗っていた。
御輿や随兵の行列の後に、この飾り馬を先頭に立てた勢子のグループが囃子と掛け声でつづく。
町内会や、職場・同窓会などかなりのグループが参加する。
早朝に藤崎八幡宮をたって、元の藤崎宮跡まで行列は続き先頭の御輿は到着しても、後の勢子のグループは出発さえしていないほど賑わう。
コロナで中断していたが、また本来の姿に近い形で復活である。
さて、湖畔を歩くと一隻のボートに出会った。
(駆除対象特定外来魚の調査船)
小さなボートのわりには大勢が乗っていて、しかも3人も立っている。
船外機の他に、発電機を回すエンジン音が響く。
ボートの先端に付けた電極に電流を流し、魚を気絶させたり動きを抑えたりして、手編みで掬い取る。
駆除というよりも、繁殖の度合いや種類の調査といったところなのだろう。
現代の世の中、駆除対象と呼ばれるものは、植物から魚・動物までさまざま。
ただし、勝手に入り込んだわけではなくて、すべて人間が持ち込んだものばかり。
・・・・・・・
吟社での準備は、全国からの事前投句の整理や、コロナ前の態勢での大会開催の問題点の把握や対応処置など。
5類に移行したとはいえ、コロナの危険性は依然としてあるわけで、自己責任と主催者の要請の兼ね合い等が結構難しい。
いろいろ問題点があって、終わったというより一応の切りをつけたのは18時少し前だった。
(ボート用桟橋)
帰る頃には、ボートの桟橋も練習をする人達も、シルエットだけの世界になっていた。
退社時刻のラッシュとも重なって、帰り着くのに3~4倍の時間を要した。
「アメンボのようにボートがス~イスイ」・・・しろ猫
スイスイとは帰り着けなかったが・・。
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