相方は腰と膝痛などに伴う週2回のリハビリ通院を趣味とするようになった。
その送迎を腰痛の私がするという、近い将来訪れるであろう老々介護の練習中である。
膝も腰も直ぐさま処置をすれば治る性質のモノではない。
まあ、ボチボチだのノンビリだのと年寄り向きではあるが・・。
整形外科に送り届けた後、木山城祉公園に向かった。
春一番とその後の陽気に、梅の私的開花基準木の様子が気になった。
▲(私的基準木に勝手に指定した梅林)
すべての梅の木が満開の状態になっていた。
なかなか咲かずに春の嵐を上手くやり過ごし、その後満開にするとはなかなかの手練れの梅。
この調子なら垂れ梅もひょっとして・・・などと思いつつ公園へ移動。
▲(垂れ梅)
まさかと思っていた垂れ梅まで満開の状態にビックリ。
楚々と咲くのが梅というイメージが吹っ飛んでしまった。
桜も真っ青のこの派手さ加減。
城跡の斜面にあった蕗の薹はどうなった?
▲(蕗の薹)
丸かった蕗の薹は、先端が割れて中から蕾の様な物が伸び始めていた。
もっと沢山あったのだが、誰かが春の恵みを頂いて帰ったらしい。
一昨日の川柳大会の会場の市民会館前のヒマラヤ桜も葉桜になっていたし・・。
▲(葉桜になったヒマラヤ桜)
花が枯れた状態で枝先に残っているのが見えた。
ソメイヨシノや山桜の散り方を見慣れた私達にはちょっと不満も残るところ。
・・・・
さてさて、リハビリで通院した相方が、帰りはリハビリの一環として歩いて帰ると言い出した。
なかなかリハビリを前向きに捉えていい傾向にある。
私も腰痛体操のなり損ないのような変な体操で頑張るしかない。
昼飯は手抜きの残り物ばかりだったが、その中で源助大根の漬け物だけが光っていた。
▲(源助大根の漬け物)
先日ミニ菜園の大根は全て収穫し、葉っぱは全て佃煮となり本体の一部は漬け物になった。
大根を縦に半分くらいに割って、酒+味噌+塩+砂糖と一緒にビニール袋の中でモミモミ。
冷蔵庫に放置して3日目くらいだが、試食してみることになった。
一切れ口に放り込んでポリポリやった後コメントを求められたが、食リポというやつは結構難しい。
歯応えはポリポリの生大根で、味は味噌の味が一番強くてわりと塩味が強め。
甘さはかなり控えめで酒の風味が少し有るといったところ。
酒粕漬け等の一般的漬け物にある甘さが殆どない。
「砂糖をもう少し加えてみようかな」などと相方もブツブツ。
ただ、この甘味で誤魔化さない自然感満載の大根も悪くはない。
その証拠には、食後にお茶を飲みながら二人でポリポリやっていたら試食のつもりが殆ど無くなっていた。
「待たせたねあっけらかんと咲く蕾」・・・しろ猫
夕食後にまたポリポリの予定。