新聞紙・段ボールなどの資源ゴミの回収日で、やむを得ず少し早起きした。
昨日から下り坂の予報だし、もし雨が降っているようなら紙類を出すわけにもいかない。
窓から西空を覗いてビックリした。
▼(今朝の西空)
曇っているが雨は降っていない、それどころか・・。
なんと!牡丹雪が降っていた。
ただ積もることはなく、暫くすると止んでしまい、だんだん晴れてきた。
▼(午前中の西空)
風が冷たくて冬に逆戻りした感じだが、新聞が濡れる心配はないので回収指定場所に持ち込んだ。
朝食後コイン精米機に玄米を持ち込んだ。
いつもは15Kgほどは持ち込むが、腰の調子を考慮して7Kgと半減。
帰って来ると相方がイチゴと庭梅の花が咲いていると教えてくれた。
イチゴが咲いているのは知っていたが庭梅は初耳で早速カメラを持ち出した。
▼(イチゴの花)
寒い時期のイチゴは駄目だと物の本に書いてあったのを思い出したが、駄目もとで麺棒による授粉を試行。
▼(庭梅の花)
本当に一輪だけ咲いていて、小さいので見逃していた。
南の窓の直ぐ外にあるので、毎朝カーテンを開ける相方が第一発見者となったのだ。
玄関の「ヤマカワホウサイ」が咲いているのを知っているかと、今度は私が訊ねた。
「知らない」という。
注意しないと見逃しそうになるほど目立たない花である。
▼(ヤマカワホウサイの花)
これまた、庭梅同様たった一輪だけ咲いていた。
蕾の時も花が開いた時も、色としてはほぼ同じなのでウッカリすると見逃してしまう。
花はパッとしないが、香りはとてもいい。
目立たぬ故に香りでカバーしているのだろう。
まだ一輪で、今朝咲いたばかりなので鼻を近づけないと香りが判らないが、もう暫くすると玄関中に仄かに香りが広がる。
キルタンサスの花が甘い天花粉のような香りなら、この蘭の花は甘さを少し取り除いた上品な香り。
ところが相方はその香りに鼻が反応しないと言う。
そのかわり、風呂場・洗面所はては植木鉢の黴び臭などに極端に反応して嫌う。
まあ黴び臭が好きというのも困るが、あまりに過敏というのも如何なものか。
相方が反応している黴び臭には私の鼻は無反応。
お互いの臭覚を足して2で割れば、やっと一人前といったところ。
春分の日辺りまで冷え込んで、それ以降は暖かくなる予報だがこの寒さに咲いてしまった花はどうなるのだろう。
ひょっとしたら、一輪二輪は春の様子を窺う、花の偵察隊なのかも知れない。
「春寒に花一輪の試し咲き」・・・しろ猫
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