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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

紅葉狩り

2012-11-07 22:26:14 | 日常あれこれ

地方紙に紅葉の進み具合や、その場所の特徴などを紹介する記事が目立つようになりました。

紅葉は北から、そして高い山の上の方から、段々と南へそして低地へと移動しています。

九州脊梁山地の山奥に、紅葉狩りと山登りを兼ねて「球磨高塚山」と五家庄を訪ねました。

高塚山は同じ名前が三つもあり、球磨と前置することで五木村の山ということになるようです。

五木の子守歌で子守に出て行く、子供との別れになる峠「子分かれ峠」を越への狭い道を延々と走ってようやく川辺川沿いの五木村に到着しました。

国道445号線から分かれて県道や林道などを1時間ほど走行してやっと目的の山と、登山口を探し出しました。

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山は何ともおだやかな様子で、のんびり紅葉を楽しむには良さそうでした。

登山口の駐車場には既に車が5台ほど駐車していて、正直言うとこの車が無かったら登山口を見つけることは、なかり困難ではなかったかと思ったほどです。

広域林道の分岐点には全面通行止めの標識があって、そこを通過しないと登山口には行けないわけで・・・・こんなことってあるのかと・・・幸運を喜んでいいのやら、複雑な気持ちでした。

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紅葉の敷き詰められた登山道

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木々の間に紅葉が・・・。

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天候は曇りで視界はあまり良くはなかったし風もやや冷たかったのですが、気分は良かったですね。

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1500mちょっとの山ですが、登りやすく楽しい山ですね。

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帰りは445号線を通り梅の木轟の吊り橋でちょっと紅葉見物。

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見下ろす谷も綺麗に紅葉していました。

各地からマイカーや観光バスで訪れる人も多く、短い紅葉のシーズンを楽しんでいました。

山登りと運転で少々疲れ気味で・・・ビール350cc&焼酎のお湯割り×2でご苦労さんでした。

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「灯火親しむの候」なんてえことを申しまして・・・。

2012-11-02 11:16:00 | 本と雑誌

「灯火親しむの候」などと言ってもピンと来ない時代ではありますね。

電子書籍が一般化する時代も直ぐにも来そうな雰囲気ですから、尚更この言葉も死語確定でしょう。

さて、それはさておき、書籍の扱いにもいろいろあります。

当局によって発禁処分の憂き目に遭う発刊物も結構多いのでしょうが、何度も処分されながらそれでも版を重ね続けるものもあるわけで・・・。

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「ジョニーは戦場へ行った」(米)ドルトン・トランボ(訳)信太英男 1996角川文庫(1939初版)

異国の地で砲弾にあたり、物のようにベッドに横たわりながら過去から現在そして未来へと思いを巡らす青年の物語。第一次大戦後に執筆され第二次大戦の2日前に発行され、発禁となること数度(第二次大戦・朝鮮戦争など・・・)、左翼示威運動の旗印にされた歴史もあった。

死しても守るべきものとは・・・。スローガンに惑わされ、空気に流され自分たちで自分たちを縛ってしまう。・・・しかも性懲りもなく・・・何度でも。

戦争計画立案の前には一度は読んでおくのがいい、国家指導者必読の書の一つでしょうか。

次なるものは、老前が50歳から・老前中期60歳代・老前後期70歳代・本当の老後75歳から、とおっしゃりコレに備えよとその心がけを説く元NHKの鈴木健二氏。

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「老いの災厄(七転びしても八起きはない)」 鈴木健二(著)PHP新書2012刊

非金三原則・・・「使わず」「使えず」「持ち出さず」、とか「暮らしの基準が天気予報になる」とか「夫よ喋れ・妻よ聞け」などなど、老前・老中・老後の心構えがダジャレを交えてちりばめられております。

納得もあれば、異を唱えたくなる内容もあるものの・・・総じて確かにおっしゃる通りごもっとも。

さて・・・これを配偶者にも読めよと持って行くべきか、ふと・・思案したりなどして・・・。

売れなくて絶版になったり、当局に発禁処分を受けたり、空気を読んで自発的に発行を自粛して自ら手足を縛ってみたりと出版界も大変ですが、電子書籍が一般化した後のこうした言論統制的な動きはどうなるのか、野放しやりほうだいなのか・・・目が離せませんなあ。

燈火はなくても、内蔵バッテリーがある間は大丈夫。

何故か寂しい秋の夕暮れではあります。

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