強い北風の吹いた日だった
木枯らしに乗って太平洋側から、トランプが飛んできた
落ち葉を掻き分け、それらを拾ってみる
カードの裏側にいろいろ書いてあった
「栗の季節はもう終わっただろ」
「奴が何も出来ないのはわかっている。でも、こうするよりほかになかった」
「万歳、アメリカ復権!」
トランプ勝利の報が流れた11月の夕暮れは急ぎ足で
世界の終わりのようでもあり
いつもと何ら変わらぬようでもあり
風に舞うトランプ
彼らはこれからさまざまな思惑に流され
舞い上がるのか、落下するのかも分からず
今はただただ、勝利の風に吹かれて、浮遊している
木枯らしに乗って太平洋側から、トランプが飛んできた
落ち葉を掻き分け、それらを拾ってみる
カードの裏側にいろいろ書いてあった
「栗の季節はもう終わっただろ」
「奴が何も出来ないのはわかっている。でも、こうするよりほかになかった」
「万歳、アメリカ復権!」
トランプ勝利の報が流れた11月の夕暮れは急ぎ足で
世界の終わりのようでもあり
いつもと何ら変わらぬようでもあり
風に舞うトランプ
彼らはこれからさまざまな思惑に流され
舞い上がるのか、落下するのかも分からず
今はただただ、勝利の風に吹かれて、浮遊している