ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

高齢者暴走続発。運転免許は75才までを法制化すべき

2016-11-13 21:24:34 | Weblog
最近、高齢者の自動車運転事故が多発しています。被害者が亡くなるケースも毎日のように報道されています。

しかし、現実には10年以上前から75歳以上の高齢ドライバーによる死亡事故は1日1件以上のペースで起きています。ここに来て、メディアで熱心に報道されるようになったのは、世間の関心の高まりの表われでしょう。

運転免許は18歳以上と法律で定められています。下限があるのだから、上限があっても不自然ではないはずです。18歳から75歳まで。これでいいのではないでしょうか。

他に方法があるならいい。しかし、事故を減らす打開策は見出せていません。やはり、人間はある程度の年齢からは日々衰えていくという自然の摂理には太刀打ちできないのです。

ここ数日間の被害者の世代も、6歳の児童から、事故を起こしている高齢ドライバーと同世代の方までさまざまです。長い、短いは別にして、彼らの生命、未来を暴走老人たちは奪っていきました。

加害者の弁護士たちは「車がないと、加害者は生活が不自由になり、張りもなくなる」という理屈を持ち出すことは容易に想像できます。しかし、高齢ドライバーは自らの衰えを自覚しつつ「まあ、大丈夫だろう」という身勝手な楽観論で、運転していたのでしょう。他人の命より、自らの利便性を重視した結果が、日々、このような取り返しのつかない事態を起こしている訳です。

高齢者の免許の自主返納はわずかです。やんわりと自主返納を促しても、さしたる効果は上がりません。自動運転が広まるには、もう少し時間がかかります。今日、明日という訳には行きません。よって、法律で「自動車免許は18歳から75歳まで」と定めることが最善と思われます。
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