天に見放された雨たちが
破れかぶれに地べたに飛び込んでいく
若葉は大きな口をあけて飲み込み、微笑んでいる
人はそこそこの年齢になれば、他人のために生きるようになる
例えば結婚すれば、その人のために生き
例えば子供が出来たら、その子のために生きる
それが幸福のレールではなかろうか?
まっとうな道ではなかろうか?
レールから外れた僕は
未だに自分のために生きようとしている
何かをなしえようとしている
それが何なのかも分からずに
それにしがみつく
僕はとうの昔に天に見放され
破れかぶれの雨粒になったのだ
それなのに未だに自分のために生きようとする
おそらく死ぬまで自分のために生きようとする
誰かのためでなく
破れかぶれの雨粒のままで
破れかぶれに地べたに飛び込んでいく
若葉は大きな口をあけて飲み込み、微笑んでいる
人はそこそこの年齢になれば、他人のために生きるようになる
例えば結婚すれば、その人のために生き
例えば子供が出来たら、その子のために生きる
それが幸福のレールではなかろうか?
まっとうな道ではなかろうか?
レールから外れた僕は
未だに自分のために生きようとしている
何かをなしえようとしている
それが何なのかも分からずに
それにしがみつく
僕はとうの昔に天に見放され
破れかぶれの雨粒になったのだ
それなのに未だに自分のために生きようとする
おそらく死ぬまで自分のために生きようとする
誰かのためでなく
破れかぶれの雨粒のままで