ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

大谷翔平は21世紀のベーブルースだ

2018-04-04 19:49:15 | スポーツ
大谷選手がやってくれました。メジャー初本塁打のスリーランを含む4打数3安打3打点。勝利投手が2日の間に打者として初回にホームランを放ったのは、あのベーブルース以来,97年ぶりとのことです。真ん中低めに見えました。あのボールをホームランできるところに、大谷君の長距離打者としての才能を感じます。例えば、ヤンキースなどで活躍した松井選手ならゴロか、せいぜいライナー性の打球になっていたと思われます。大谷君のリーチの長さ、またバッティングのしなやかさ、そしてパワーがかみ合った一発でした。あとはアウトコースを逆方向にスタンドまで運んでくれれば完璧です。まず彼の力なら問題ないでしょう。怖いのはケガだけではないでしょうか。

個人的には打者としての大谷選手を買っています。勿論、ピッチャーとしての非凡さは言わずと知れたことですが、ただ、野茂英雄さん以来、日本人投手の活躍は当たり前になりました。それに対して打者は、イチロー選手がヒットを打つことに関しては世界一と証明したものの、全体として非力というのが、日本人打者の評価でしょう。日本人打者でメジャーで40本以上打てる可能性があるのは大谷君しかいません。二物を与えられたものの悩みですね。

しかし、それは結果が、そして運命がどちらかの方向に決めてくれるでしょう。ベーブルースも若い時期に打者に専念したからこそ、714本ものホームランを打てた訳ですから。いつまでも二刀流を見ていたいけれど、大きな結果を残すためには早くどちらかに専念した方がいい。難しいですね。ただはっきりしているのは21世紀のベーブルースになれる選手がいたとしたら、それは大谷翔平だという事です。

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、「大人になるにつれ、かなしく」(42)を加筆修正しました。
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