ワールドカップは日本がスペインの無敵艦隊を撃破し、予選突破を果たした。
奇跡は2度も起こるものではない
日本のサッカーが世界の強豪国に近づいている証だ
森保監督はドーハを自らも体験した悲劇の地から、歓喜の地に変えた。
僕は森保という男が好きだ
戦術面も優れているし、何よりもサッカーや選手に対する誠実さが伝わって来るのだ。
ドーハの歓喜の裏側で、ロシアとウクライナは血を流し続け
平和な日本でさえ、死んだ人もいれば、サッカーどころではない悲しみや絶望にうちひしがれている者も少なくないことは容易に想像できる。
それでも、これでいいのだ。
それでこそ人間だ
喜びたい者はそれを爆発させればいいだけだ
この日は喜劇の役回りなのだから
どんな喜劇役者にも、いずれ悲劇を演じなければならない日が来るのだから。