お友達のお家に遊びに行くのに、作ってみました。
底には甘さを控えたカスタードクリームを詰めています。
こんにちは。Chicoです
シュークリーム、作ったのって何年ぶり・・・いえ、何十年ぶりでしょうか(笑)
子供の頃、作ったきりです
初めて作ったのは忘れもしません、小学5年生です。
お友達のお家に行くのに、作って持っていきたい・・・と思いました。
シュークリームは初めてです(←若さの故の大胆さ)。
しかし、当時はオーブンがありませんでした
母が、お鍋でできるかも・・・と言ってくれ、
シュー生地を鍋で焼いたのが記念すべき第一回目のシュークリーム作りでした
しかし、残念ながらしっかり膨らまず、
時間が経つと見事にぺしゃんこになってしまいました。
皮にもパリッと感はありません。
それに、少し黒く焦げてしまったのも覚えています
カスタードクリームも作りました。
初めて食べた手作りのシュークリーム。
焦げ目のついたぺしゃんこのシュークリーム。
しかし、一口食べた瞬間、あまりの美味しさに感激したのでした(←まだ気持ちが純粋だったんです)
きっとカスタードクリームは上手くいったのでしょう。
今思えば恥ずかしいのですが、
私はその世にも不細工なシュークリームを
ワクワクしてお友達のお家に持って行きました
母がよく引き止めなかったなぁ・・・と思います。
それから後、我が家にオーブンレンジがやってきて、
シュークリームに再挑戦したことは
言うまでもありません
社会人になって、私は長い間手作りの楽しみを忘れていました。
働いて得たお金は自由に使えますし、
美味しい物を外で探すことが楽しみの一つになったからです
滅多にお菓子を作らなくなっていました。
「いくら頑張ってもお店の物には敵わない。」
そう思うと、何だか作る気力も失せていたのです
それが再びお菓子作りへの道へと誘(いざな)ってくれたのが(←大げさな言い回しですね)
オーストラリア生活と帰国後、近所にあるケーキ屋さんの存在でした
オーストラリアでは西側のパースと言う所に住んでおり、
シドニーやメルボルンなどの大都会ではありませんので、
食べ歩きを楽しめるほどの食に対する魅力はあまりありませんでした。
それで、この頃は楽しみ・・・と言うより、
食べたいから作る・・・という感じでお菓子を作っていました。
それに小麦粉や乳製品が日本と比べ、格段安かったですし、
外で食べると異常に甘いのです(それも次第にに慣れていくのですがね・・・非常に恐ろしいことです)。
乳飲み児を抱えての滞在だったので、
そうしょっちゅう作るわけではありませんでしたが、
久々にお菓子を手作りした時期でした。
それから帰国してすぐ近所のケーキ屋さんのお菓子教室に
月に一度通うことになりました。
それでも家で作ることはありませんでした。
日本のお菓子の魅力を再確認させられ、
デパ地下など専門店の味に走ったのでした
そんなこんなを経て、今はなるべく体に優しい、
でも美味しいスウィーツを模索中・・・
以前も書いたとおり、まずは白砂糖を甜菜糖に切り替えての
挑戦です。因みにこのシュークリームも甜菜糖オンリーです。
話が取り留めもなく続きそうなので、
この辺でやめておきます
。。。って言うかもう十分すぎるくらい長いですね
もう20年以上ぶりくらいに作ったシュークリームには、
ほろ苦い(味が)懐かしい想い出があるのです