えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

Smart for four

2021-07-07 | 車関連
M135からの買い替え、
普段ならば楽しいイベントでありますが、忙しくてそれどころではありません。
休日も出勤しておりましたが、目処が立ちそうで、久しぶりにディーラーにお邪魔しました。
本当にこれを買う勇気があるのか、それは分からないのですが、好きなものは好きなのです。

今まで、スマートは何度も何度も試乗をしています。
ターボが発売されて、これはいいと思いながらも、リアシートの狭さと低速域でのギクシャク感が気になりました。
発売から年月が経たない頃、ターボは高いのでノンターボにも乗ってみましたが、もっと乗りにくかったように思います。
つまり、このトランスミッションの出来はVWゴルフレベルではなく、乾式丸出しのちょっとラグのあるものです。
それでトルクの薄いノンターボだと、一旦減速してからの再加速に乗りづらさを感じたのだと思います。

トルコンや、CVTの車に乗って行って、試乗をしてみれば分かりますが、低速域の再加速などは苦手です。
どうして、こんなにも乗りづらいのかと思ったり。
慣れれば多少ギクシャクは薄まるが、コントロールできない部分もあります。
そもそも135からの乗り換えで、あれ以上のパフォーマンスなんてあり得ません。(買える範囲内では)
パフォーマンスを追い求める代わりに、そのマニアックな使い勝手を楽しみたいと思ったり。
1/3にも満たない排気量で、馬力は90馬力となり、比べるべきものではありません。
こんな小さく非力なエンジンをリアに積み、RR駆動とするポルシェスタイル。
荷室は狭く天板は暖まり、保冷品などを積まないような注意書きもある。
振動は大きく、今日日軽自動車からも感じない様な3発特有の振動をどの席でも感じますし、その音はボンネットにあるものよりも明らかにうるさい。

それなのに、これが欲しいと思う理由は一つ。
スポーツモードにした際の小気味よさです。
あれほどギクシャクするツインクラッチも、それなりに踏むとラグ無い加速はお手の物。
もちろんそのスピードは誇れるようなものではありませんが、息の長い加速を実現し、減速をすればブリッピングが入る様は一人前です。
この「息の長い加速」という意味が分かる人には分かるのだと思います。
レッド直前までなど踏まないのだけれども、頭打ちなんて縁のないエンジンにさえ思える余裕があります。
このエンジン、明らかに実用車的なものとは一線を画すのです。
それから、足として乗るにも、あまりに安楽なものを乗りたくないというのも一つ。
使いこなすって感じが心地良さそうです。

ターボというグレードの他に、ブラバスというモデルがあります。
このブラバスは、ブラバス仕様になっている他、エンジンもパワーアップしてあり、実は2種類あるのです。
ターボと同じ90馬力仕様と、エクスクルーシブという109馬力仕様があります。
私は109馬力仕様にも乗りましたが、90馬力仕様の方が乗りやすいと感じましたし、あのブラバスのデュアルマフラーはご免です。(大して音もしません)

スピードを求めはしないが、スポーツは忘れない。
RR特有のハンドルの軽さと、何にも邪魔されていないフィール。
グラストップで、とってもオシャレ。
レザーシート仕様がまた洒落ていて、メルセデスの末弟であると魅せる部分。

当然にネガな部分もあります。
ナビは、後付け品ですし。
実質ブルートゥースとラジオしか聞けず、HDDにコレクションできないのがツライ。
後席は狭い。
まぁコロナ禍ですのであまり動きませんが、旅行に行くならばレンタ借りなきゃいけません。
これだと、冬の北海道スキーの際も、羽田まで板を送るだけで入るのか微妙です、、

この車、もう国内でもディスコンです。(販売終了)
今回、ディーラーの認定中古車を乗せていただきましたが、家族で使うと考えると要検討でした。
海外ではEVとして、そのままの形で売られています。(タイトル画)

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