中3国語では「俳句」の単元に入りました。
教科書改訂に伴い、こちらの地区では教科書会社も変わったため
私にとっても初めて目にする句がチラホラあります。
そこに描かれている情景を、中学生たちにわかりやすく伝えられるように
私自身それぞれの句の理解を深めておかなければ…と思っているのですが。
中学生と接していると、あまりにも「それ以前」の生徒が多くてガッカリします。
たとえば、「それぞれの句の季語と季節を書きなさい」という基本問題。
バスを待ち 大路の春を うたがはず(石田波郷)
これが「春」の俳句とわかるのは当然として
菜の花が しあわせさうに 黄色して(細見綾子)
これは季語が「菜の花」だとわかるものの
季節がわからない!と訴えた生徒が多かったのにビックリ。
星空へ 店より林檎 あふれをり(橋本多佳子)
これになると、季語すら不明らしい。「星空」と解答する生徒が数名…。
季語は「林檎」と言ったら、
リンゴなんていつでも食べれるじゃん! ときた。
真夏にリンゴ、食べますか?
リンゴの季節は「冬」と答える生徒も多かったなあ(正解は「秋」)。
確かにこの辺では、リンゴを食べる頃には既に雪が降ってたりするので
そこは仕方がない気もするけど。
それから、
咳の子の なぞなぞあそび きりもなや(中村汀女)
この俳句の「きりもなや」を簡単な現代語で書きなさい。
という問題で、意味わかんない!! と怒っている生徒が1人…。
よくよく話を聞いてみると、「きりもなや」=「霧もなや」だと思っていたらしい。
何かのなぞなぞなんでしょ! と言われて
そんな解釈!?と絶句してしまいました。
解答例として「きりがないなあ。」と板書したら
そのまんまじゃん! と怒られました。
だいたい俳句ってそのまんまなんですけどね。
そこからどこまで掘り下げられるかが、面白いところで深いところだと思うんですけどね。
入り口でつまずいてる生徒が多すぎて、深いところまでいける気がしない。
教科書改訂に伴い、こちらの地区では教科書会社も変わったため
私にとっても初めて目にする句がチラホラあります。
そこに描かれている情景を、中学生たちにわかりやすく伝えられるように
私自身それぞれの句の理解を深めておかなければ…と思っているのですが。
中学生と接していると、あまりにも「それ以前」の生徒が多くてガッカリします。
たとえば、「それぞれの句の季語と季節を書きなさい」という基本問題。
バスを待ち 大路の春を うたがはず(石田波郷)
これが「春」の俳句とわかるのは当然として
菜の花が しあわせさうに 黄色して(細見綾子)
これは季語が「菜の花」だとわかるものの
季節がわからない!と訴えた生徒が多かったのにビックリ。
星空へ 店より林檎 あふれをり(橋本多佳子)
これになると、季語すら不明らしい。「星空」と解答する生徒が数名…。
季語は「林檎」と言ったら、
リンゴなんていつでも食べれるじゃん! ときた。
真夏にリンゴ、食べますか?
リンゴの季節は「冬」と答える生徒も多かったなあ(正解は「秋」)。
確かにこの辺では、リンゴを食べる頃には既に雪が降ってたりするので
そこは仕方がない気もするけど。
それから、
咳の子の なぞなぞあそび きりもなや(中村汀女)
この俳句の「きりもなや」を簡単な現代語で書きなさい。
という問題で、意味わかんない!! と怒っている生徒が1人…。
よくよく話を聞いてみると、「きりもなや」=「霧もなや」だと思っていたらしい。
何かのなぞなぞなんでしょ! と言われて
そんな解釈!?と絶句してしまいました。
解答例として「きりがないなあ。」と板書したら
そのまんまじゃん! と怒られました。
だいたい俳句ってそのまんまなんですけどね。
そこからどこまで掘り下げられるかが、面白いところで深いところだと思うんですけどね。
入り口でつまずいてる生徒が多すぎて、深いところまでいける気がしない。