「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

春セット

2012年03月11日 | 今日の1品 
久しぶりのお休みだったので、実家に帰ってみました。
自分が食べたくて、手土産に買っていったのがコレ。
江口だんごの「春セット」
うぐいす餅と桜もちの詰め合わせです。
桜もちはこしあんと白あんが選べます。

もちが軟らかくてモチモチしていて(←あたりまえか)おいしい!
それほど甘くなく、あっという間にペロッと食べてしまいました。

まだまだ雪はたくさんありますが、一足早く春を味わうことができた感じです。

お店には他に、おだんごや大福やお饅頭がいろいろ並んでいて
ものすご~く気になりました。
また買って帰ろう

梅干しの味って

2012年03月10日 |   中1 
当塾の英語の授業は、だいたい教科書1ページ分を1コマで学習します。
で、そのページの新出単語の練習からスタート。
単語の隣には意味が書いてあって、それを見ながら練習するのですが…。

今日の新出単語の中にoften「しばしば」がありました。
練習している途中で「センセー、「しばしば」ってナニ?」という質問が。
「しばしば」を知らないか…。 とガッカリしていたら
「たとえばー、梅干しを食べるとしばしばする! 」と得意げに教える生徒がいてビックリ。
「しばしば」にそんな使い方はありません。

仕方がないので「しばしば」の隣に「しょっちゅう、よく」と書き足すように指導しました。
日本語の語彙が少ないのに英語を勉強しても意味がない、というか効率悪いな~。

そういえば、昨日の合格祝賀会の様子を撮った写真をつけて「全員合格!」の張り紙を掲示したら
先輩の姿を見つけて「この人も合格したの?」と聞いてきた生徒がいたなあ。
ひょっとして「全員」の意味も知らなかったりして。

サクラサク

2012年03月09日 | 今日のお仕事 
今日は県立高校入試合格発表。
私たちにとっても、この1年を締めくくり、成績をつけられるような日です。
手分けしてそれぞれの高校へ発表を見に行きましたが
きっと生徒と同じくらい緊張しました。

結果は…久しぶりの全員合格
今年はだいぶ早い段階で全員合格はムリだろうと思っていたので
はじめは喜びよりも驚きの方が強かったのですが
祝賀会で生徒たちのとびきりの笑顔を見て、本当によかったと思いました。

祝賀会では、和気藹々とした雰囲気の中で「実はあのときはこうだった」
というような暴露話を生徒たちからいろいろ聞くことができました。
授業や進路指導に関するダメ出しもあって
中学生だからといって甘く見ちゃイカンなと、ちょっと反省させられる場面も。

生徒たちから「この塾でよかったです」とか、お礼の言葉なんかもらっちゃうと
この仕事しててよかったなあ、また1年間ガンバロウと、すごく嬉しくなりました。

そんな彼らのほとんどと今日でお別れです。
本当に合格おめでとう
みなさんの高校生活、そして人生が、明るくて楽しくて幸せに満ちたものになりますように。

京土産

2012年03月08日 |   中2 
3年生が卒業し、2年生は順番に修学旅行に出かけ、今週は授業コマ数がぐっと少ないです。
だからといって決して暇なわけではなく、
これから3月中に行われる保護者会・三者面談・春期講習会の準備に追われています。

今日の授業は、中2クラスで既に修学旅行から帰ってきた中学校のクラスのみ。
「京都は楽しかった?」と聞いたら「楽しかったー。」と言っていましたが
彼らから聞き出せたのは、金閣寺に行ったことと、うどんを食べたこと。
あとは友達がくだらないお土産を買ったことを延々と…。
勉強しに言った自覚がなさそうなのがちょっと残念。

その生徒たちからお土産をもらいました。
それが上の写真です。
抹茶クリームが入っているお菓子で、食感はコロンみたい。
おいしくいただきました。ありがとう!


「受験生」にはまだ遠い

2012年03月07日 | 今日のお仕事 
今日は県立高校一般入試当日でした。
夕方、テレビの解答速報を講師みんなで見ましたが
国語は例年どおり記述量多い
英語はちょっと傾向が変わった問題もあったけど比較的易しめ
数学は例年どおり「誰と勝負してるの!」という厄介な問題有り
社会は「そこ出す?」という問題がいくつか
理科は例年どおり基礎知識問題中心
というわけで、ウチの生徒なら書けた…と信じよう。

一方、それに続く低学年は意識が低い!というか知らなすぎる!
中1クラスのトンデモちゃんに
「センセーって高校に1回で受かったの!すご~い。」と言われてビックリ。
まるで車の免許をとるときみたいな発言ですが。
高校入試は、たいていの人が1回だと思うなあ。
中には推薦落ちて一般入試で合格とか、一般入試落ちて二次入試で合格とか
2回受ける人もいるけどさ~。そんなに何回も受ける試験じゃありませんよ。
むしろ、1回で受かる気で受けてくれ! 頼む!

中1にも興味を持ってほしくて
「新潟日報(地方新聞)をとっているお家は、明日の朝刊に問題が載るから見てみてね!」
と言ったところ
「チョーカンてなんですか?」と聞かれて、ガクー ときました。
「朝刊」の意味がわからなかったとしても、話の流れで気づかないもんかな?

彼らを「受験生」に育てる仕事はもう始まっています。
なんか肩の荷が重い。

漢字の問題?

2012年03月06日 |   誤・迷答!
漢字の書き取り練習をさせると、その生徒の読書量がなんとなくわかります。
特に男子。
読書量云々以前に
ちゃんと学校の授業を聞いて宿題をちゃんとやっているか
心配になってしまうような誤答を書く生徒がけっこういます。

たとえば、小6クラスにて小2~小3レベルの漢字練習をしたところ…

太字を漢字で書きなさい。
「とうふをさんちょう。」 → 「とうふを山頂。」 出前?
「先生におれいする。」 → 「先生にお札する。」 先生は「魔」か何か?
  ちょっとキョンシーを思い出しちゃったわよ(古)。

極めつけはコレ。


漢字の読みを書く問題で、「インド。」→「インドひつじ。」
インドにも羊はいるんだろうけどさあ。

文章を読んだり書いたりするセンスがない
というより、集中力がない?
このまま中学生になるなんて、心配だなあ。

最終授業

2012年03月05日 |   中3 
小雨が降る中、市内の中学校では卒業式が行われました。
先週の金曜日に既に終わっている中学校もありますが
これで当塾塾生は全員卒業式を終え、あとは明後日の入試本番を迎えるのみです。

「本番前日は授業をしない」という方針のため、塾での授業も今日が最後。
講師それぞれが担当教科についての受験上の注意やアドバイスをして激励の言葉としました。

今から緊張している生徒がいたり、まだ他人事みたいな様子の生徒がいたり
個人差がかなりありますが、全員合格してくれることを期待しています。

合格祝賀会には合格した生徒しか参加できないことから
「これで最後じゃないからな!祝賀会で待ってるからな!」と
ボスがひとりひとりに声をかけていました。
とびきりの笑顔と再会したいです。

本番直前

2012年03月04日 | 今日のお仕事 
春らしい天気の中、お昼から暗くなるまで入試対策授業を行いました。
最後の追い込みというヤツです。

生徒の中には「日曜日だから昼まで寝ていた」なんて生徒もいましたが
入試は朝から5教科一気にやるんだから、それじゃダメ!ときつく言っておきました。
しかも1時間目は国語。
ぼーっとしていると、問題文をよく読まないうちに終わってしまうよ。

本番間近になってもまだ、うっかりミス多発で平気で誤字・雑な字を書く剛胆な生徒もいれば
まだ試験を受けていないのに「落ちたら二次入試はどうしよう」と心配している生徒もいます。
本気で受かろうと思ってる?
ここまでくると、思いの強さが合格の決定ポイントになってくるんだけどなあ…。
とにかく、入試本番で持っている力を全部出してくれ

今日は何の日

2012年03月03日 | 今日のお仕事 
入試前最後の週末なので、入試対策授業は5教科5コマとなっています。
これまでも土日はたまに長時間授業をしてきましたが
学校の5時間授業よりも疲れるらしく、間にちょっと長い休憩を入れたりして
生徒たちの集中力が切れないように工夫しています。

そして、そんな生徒たちを和ませるためのボスの十八番のトピックスが「今日は何の日?」。

事務室に質問に来た生徒たちを相手に「今日が何の日か知ってるか?
すると、開口一番「ひなまつり!
まあ、そうなるよね。
ボスが、「そうなんだけど、実は~」と言いかけると
「耳の日だっていうんでしょ。」 ああ、語呂合わせね~、と薄い笑いが起こった後
「それもそうなんだけど、実は井伊直弼が暗殺された日!さて、なんという事件でしょう?
と、突然歴史の問題に。 さすが社会担当。
居合わせた生徒たちは一瞬緊張していましたが
ちゃんと「桜田門外の変!と答えることが出来ていました。

江戸時代は旧暦なので、新暦に直すと日付がズレちゃいますけど
なかなかインパクトが強いなあ。私も勉強になりました。

物忘れ超級

2012年03月02日 |   中1 
最近「覚える」ことを面倒くさがる生徒が多いです。
小学生の頃から「覚えない」ことが当たり前になっている生徒は
中学生では既に覚え方を忘れてしまっているかのよう。
若いウチに鍛えておかないと、年をとってから困るぞ~。

というわけで、今日びっくりしたエピソードを1つ。

授業最後に実施する小テストには、日付と名前を書く欄があります。
いつものように
「今日は3月2日です!名前を書いたら始めてください。」と言ったところ
「センセー!今日わたしの誕生日!」と手を振ってくる女子生徒が。
軽い気持ちで「おめでとー。いくつになったの~?」と聞いたら
「あれ、わたし、何才だっけ?
えー、マジですかー。
焦ったあげく、隣の生徒に教えてもらっていました。
13才なんて、まだ忘れたいような年齢じゃないのにー。

おまけに「自分の名前の漢字を忘れちゃったから、ひらがなでいいですか?」ときた。
よっぽどパニクっていたのかな。胸に名札が付いているんだけどな…。

コレはきっと物忘れ(←1度は覚えたハズ)でしょうけど
実は英単語も地理や歴史の用語もからっきし覚えていません。
彼女を見ていると、覚えることも訓練が必要なことなんだなあと思います。