「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

におい

2016年10月21日 | 今日のお仕事 
今日の英語の時間、ちょっと余裕があったので
使用テキストの付録で付いてきたプリントをやってみました。
配って生徒の第一声。↓↓↓
「センセー、これ、とぐ前のコメのニオイがする!
コメ!?
さすがおコメの国(=新潟県)のお子様だけあるなあ。
でも、「とぐ前」って?
インクのニオイか?と嗅いでみたけど、よくわかりませんでした。
「あと、ヨシダん家のニオイもする!
さらにわからんヒントだなあ…と思っていたら
「あー、なんかわかる。」と共感する生徒がチラホラ。
「ヨシダん家」は米屋なの?と聞いたら違うらしく、私は混乱するばかり。
子供の方が感覚が敏感ということかしら。

mother

2016年10月20日 |   誤・迷答!
定期テストが近づいているといっても、まだ全く実感がないらしく
油断しまくっている生徒が多いです。
何のための三者面談だったのか…。
やはり喉元を過ぎると熱さを忘れてしまうんだな。

思った以上にヤツらが油断していると思ったのは
こんな解答を見たからでもあります。↓↓↓

中2英語の宿題より。日本語を英語に書きかえる単語問題。

性別から間違ってるから!!

mother にしろ、man にしろ、中1で習った英単語なのに。
せめてmatherと書いていたらなら、よくある間違いだし
「仕方ないなあ」くらいで済ませたかもしれないけれど。
なんとなく「mam と勘違いした」とか言い訳してきそうな嫌な予感がするけど
現実でこんな間違い方したら、大事故よ!

次のテストも苦労させられそう…と
思った以上に大きな衝撃を受けました。

オプションはいらない

2016年10月19日 | 今日の出来事 
今日は3ヶ月ぶりに眼科へ定期検診を受けてきました。

定期検診といっても、基本的には
コンタクトレンズ購入のための視力検査と眼病の経過観察。
混雑していなければ、異常がなければ、あっという間に終わる内容です。
だいたい混雑しているので、診察券を出してからお会計までに
最低でも1時間はかかるんだよなあ。
特に当番医が院長のときはお客さんが増える上に
1人あたりの診察が長いから時間がかかる…。

それに、院長は声が大きいし
いつも患者(かスタッフ)に対して怒ってるか深刻な話をしてるので
待合室にいる間から声が聞こえて緊張してしまうのです。
緊張すると血圧が下がって具合が悪くなるので
なるべく別の先生にあたるようにしていたのに…。

今日の当番医がまさかの院長でドキドキしたー。

しかし、院長には、私が緊張しいで血圧下がって具合が悪くなることも
ビビリで反射神経良すぎて眼圧が上手く計れないこともわかっていただいているので
あまりおっかないことを言われなかったし、診察自体はわりとアッサリと終わりました。
診断結果は「異常なし」。

「問題ないですね~。」と院長にしてはやけに優しい態度でしたが
眼圧測定はフツウの空気が出るヤツの他に
久しぶりに計測器を直接眼にあてるヤツ(シェッツ眼圧計)もやりました。
「怖くないですよ~。」「痛くないですからね~。」と言われても
実際そうだとわかっていても、待たされるとダメなんだってば。
麻酔薬を点眼され、院長の手が空くまで目を閉じて横たわっている間
ずっと、早く帰りたい~と思い続けていました。
終わったら「やっぱり異常ありませんね。もう慣れて緊張しなくなったかな?
まったく慣れてないし、緊張してます!

オマケに、帰り際、看護師さん経由で視野検査を促され。
3ヶ月前にやったじゃないですか!
それに、異常なければ1年に1度でいいって言ってたじゃないですか!
だいたい、仕事の都合上、3月までは忙しいのでムリです!(←方便)
と必死の抵抗で、なんとかうやむやにしましたが、やはり次回は院長を避けたい気分。

病院にいればいるほど具合が悪くなる体質だから
あまり病院には入り浸りたくないってことはわかっていただけていないらしい。
混雑してるんだから、私ごとき軽微な患者にそんなに時間をかけなくてもいいですよ。
心配しなくても、ちゃんと3ヶ月に1回診察を受けに来ますから。
そんなことを思いながら足早に眼科を後にしました。
もう、今から3ヶ月後が憂鬱です。

新塾生の両親が先生だった

2016年10月18日 | 今日のお仕事 
通知票が出たからなのか、新学期になったからなのか
無料体験学習キャンペーンを大々的に打ち出したからなのか
ここへきて塾生がちょっと増えました。
それも、今まで何をしても微動だにしなかった中2クラスで。
少しずつでも受験を意識し始めてきたのかなあ。
中3になってからでは遅いかもしれない…と気がついてくれたのか。

ウチは各学年で数クラスあって、それぞれ定員があるのですが
余裕がないクラスほど入塾希望者がやってきます。
今入らないと入れないかもしれない、という心理的効果ですね。
ガラガラのクラスは相変わらずガラガラで
このアンバランスな感じをどうにかしたいのですが
なかなか難しいです。

それから、最近のウチの傾向は、教師の子供が増えてきた!ことです。
以前は塾全体でも1人いるかいないかだったのに
今年度は小学校から高校まで各学年にいます。
それはそれで、三者面談とか保護者会とか
本職を前にしてちょっと気まずいし
大胆な学校批判もできないので気を遣います。
それになんかやっぱりプレッシャーを感じるなあ。
気を引き締めていこう!

作文で実力がわかる

2016年10月17日 |   中3 
中3英語の授業で、秋休みの特別授業から数回、時間を見つけて
「基本文テスト」というのを実施しています。
「基本文」というのは入試用問題集に載っている、それぞれの文法事項の例文。
全部で250文前後あるので、毎回15~20文ずつ和文英訳させています。
事前に出題範囲を伝え、自信がなかったら練習して覚えてきて!
と言っているのですが、ほとんどの生徒が本番勝負。
結果、正答率50%以下というのがゾロゾロいます。
いつか再テストするから、覚悟してなさいよね。

英作文対策として始めたのですが、このテストをやってみて
思った以上に基本を忘れている生徒が多いことがわかりました。
be動詞の使い方があやふやだったり、現在形と過去形がごっちゃになってたり
テキストを使って一緒に問題を解いているときにはわからなかった
彼らの本当の実力を見た気がします。
そして、もっと鍛えないとマズい!ということも痛感しました。
ヒドい点数を見て、本人達自身がマズいということに気づいてくれているといいんだけど…。


エクラタン

2016年10月16日 | 今日の出来事 
今日は妹と2人の甥っ子とともに新潟市へ遊びに行きました。

まずはいくとぴあ食花へ。
ここではアルパカを始め、ウサギやヤギ、カピバラといった動物を見たのですが
本物の動物よりも休憩コーナーでの塗り絵や折り紙の方が楽しそうでした。
ランチは早めにこちらでいただくことに。
好きなものを好きなだけ、というバイキング形式は食いしん坊達には好評で
3歳児は一通り食べた後ポップコーンをおかわりし、ジェラートも数種類ペロリ。
1歳児は母親が取ってきたものを端から全部食べ尽くし、
落としたものも拾って食べようという執念を見せ
「いっぱい食べたから、もう終わり!ごちそうさま!」という母親の声に
納得いかないと半ベソで抗議。
1歳児は料金無料なのに、3歳児と同じくらいかそれ以上食べてました。

ランチの後は鳥屋野交通公園へ。
天気が良いので混み合っていましたが、ゴーカートに乗ったり滑り台で遊んだり
消防車やバスに乗ったりと大いに楽しんだ様子。
帰り際には「まだ帰りたくない!」と3歳児がゴネる場面も。

そして最後に、今日の当初の目的であるエクラタンへ。
新潟駅の近くにあるパン屋さんで、妹が専門学校を出て最初に勤めていたお店です。
来月閉店するという知らせを受け、
「行きたいなあ、でも子ども2人連れてはムリかなあ」というので
子守を引き受けるつもりで同行したのでした。
私も妹が勤め始めてからこちらのパンを食べていて、美味しいことはわかっているので
自分の分を買ってこようという目論見もあり。

久しぶりに訪れてみて、パンの種類は相変わらず豊富だし、どれも美味しそうだし
目移りして困りました。
妹は「懐かしい!」を連発。「全部(全種類)買って帰りたい!」と言っていましたが
さすがにそれはムリなので、「閉店する前にもう1回行きたい!」とカレンダーを睨んでいました。
今後、お世話になった店長さんに気軽に会える機会がなくなる、というのも寂しいんだろうな。

こちらが本日のチョイス。

この他にあんパンとチョコドーナツもあったんだけど、お皿に乗りきらない!!
この味がもう食べられないというのは本当に残念です。

芭蕉のバ、琵琶湖のビ

2016年10月15日 |   誤・迷答!
今年もまた、中3国語で『奥のほそ道』を学習する季節がやってきました。
年々、生徒たちと古典文学との距離が開いていくのを実感します。
冒頭部分ひとつとってみても
生徒たちに質問されたり説明が必要だと思ったりする事項が増えています。

たとえば、『松島の月まづ心にかかりて』の「松島」は何県でしょう?
と問題を出したら
「宮崎!」「福岡?」「長崎!」となぜか九州ばっかり。

『春立てる霞の空に、白河の関越えんと』のところで
「白河」は福島県です。芭蕉は江戸から東北地方に向かう計画を立てています。
って説明したのに。
「宮城」と「宮崎」がごっちゃになったのかもなあ。

まあ、地名の件は数年前から生徒たちの反応はこんなもんだったけど
今年初めて質問を受けたのは
ってナニ?でした。
『三里に灸すゆるより』の「三里」は足のツボ。
ここに灸を据えると足が丈夫になるんだって。
これから歩いて旅に出かけるから、準備をしているのね。
と話したらこの質問ですよ。
確かにね、そんなに身近で見たり聞いたりすることがないもんなあ。
でも、同じような東洋の医学である「ハリ」は知っていたし経験者もいて、逆に驚きました。
それにしても、「灸」の説明は難しかった。
熱刺激ってことは伝えられても、「もぐさ」をどう説明したらいいのか…。
私自身もよく知らないから、うまく伝えられないんだろうなあ。

あと今日いちばんビックリした生徒の発言。↓↓↓
「松尾ショウって湖のでしょ?
音が違うのになんでそう思ったの!?
それじゃあ松尾ショウになっちゃうじゃない。
それにどっちかというとビワ湖のワの方が似てますが。

マイナス

2016年10月14日 |   誤・迷答!
今日はピンチヒッターで数学の授業をしました。
数学と英語だと得意不得意が真逆になる生徒がいるせいか
授業の取り組み方や態度など、だいぶ印象が違って新鮮でした。
英語では絶好調な生徒が、数学だと本当に初歩的なところで
つまずいていたのが意外だったなあ。
どのくらい初歩だったかというと

80円切手を50円切手よりも5枚多く買ったら代金が1310円でした。
50円切手を何枚買ったか求めなさい。


という問題で、50円切手をXとおいた式が立てられない! と言うので
「じゃあ、50円切手を3枚買ったとしたら、80円切手は何枚買ったことになる?」
と質問したらマイナス2枚!と即答。
マイナスって!?
周りの生徒たちがザワザワしても全く動じることなく言い切っていたのには
逆に清々しさを感じたわ。
もう1回問題を読んであげたら間違いに気がついたみたいですけどね。

続いて「50円の切手をX枚買った」の部分を50とXを使って表して!と言ったら
「50X!」とこれもまた即答。
なんで足したの…。
また周りの生徒たちがザワザワしだして不安になったのか「じゃあ、マイナス?
マイナス、好きねぇ。
「じゃあ、50円切手を3枚買いました。合計いくら?」と質問したら
「150円!」「今、頭の中でどんな計算した?」「かけ算!」

とまあ、そんな感じで、やっと方程式ができたと思ったら
計算を進めていくと「Xが小数になります!とか言い出して(どんな切手だ!?)
7枚という答えが出るまでだいぶもたつきました。

彼を見ていると、センスの問題も大きいけど、問題文を読んでないなあというのも感じます。
必要以上にセッカチというか。今どきの生徒に本当に多いですけど。
落ち着いて1題1題取り組める生徒が少なくなっているのを実感する1コマでした。

照準は1ヶ月後

2016年10月13日 | 今日のお仕事 
まだ2学期が始まったばかりですが、次の定期テストまで約1ヶ月。
準備が始まっているのは我々だけではなかったようで。

先日私が三者面談を担当した生徒から、今日の授業中
「あれから親が張り切っちゃって困ってるんですよー。どうしてくれるんですか!!
と訴えられました。
いいじゃないの、アナタも一緒に張り切れば? と返したら
イヤそ~な顔をされました。
お家の人が協力してくれるのはとてもありがたいことです。
あまり口出ししすぎると、そういうのを嫌がる年頃のなので難しいですが。

生徒たちには
「親に余計な口出しされるのがイヤなら、言われる前にやればいいの!
 口出しできないような結果を出せばいいの!!
 先回りして『やってますけど?』『目標点こえましたけど?』って
 ドヤ顔してやりなさいよ!」って言うんですけどね。
だいたい「ムリ~。」と弱気な生徒が多いです。
無理なんてことはないから、いっぺん我々の言うとおりに
テスト勉強を進めてほしいなあ。 
そうすれば絶対目標点をこえられるのに…。

冷房から暖房へ

2016年10月12日 | 今日のお仕事 
ここ数日、急に寒くなったせいか、風邪ひきが急激に増えました。
特に鼻風邪が多い印象です。
私自身も、もう1週間以上薬を飲み続けていて
やっと鼻水が収まってきたような状況です。
三者面談をしているときも、「夫婦そろって寝込んだ」とか
「妹が熱を出して寝ていて」なんて話を聞きました。

そして、あまりにも風邪ひきが多いし気温も低いので
今週早々ヒーターのスイッチを入れました。
ほんの1ヶ月前には、クーラーをつけていたというのに。
10月初旬にヒーターつけたの(それも全教室)って初めてかも。
電気代も怖いけど、あっという間に冬が来るのも怖いなあ。