白雲去来

蜷川正大の日々是口実

自民党は、真の保守政党であることを今こそ示せ。

2009-08-23 16:43:24 | インポート

八月二十二日(土)晴れ。

 朝食の後は、自宅で仕事。「大吼」の秋号の製作への最終段階である。秋号の特集は、「群青忌の追悼講演に見る、野村秋介への追慕」である。過去の群青忌にて講演をして頂いた、大原康男、長谷川三千子、福田和也、藤井厳喜、猪瀬直樹といった諸先生達の講演を再録する。更に、四宮正貴先生に野村先生の国体観について書いて頂いた。その他、連載も充実しているし、良いものが出来そうである。最近は、「大吼」を編集するのが楽しくて仕方がない。この次は、どんな特集を行おうかなどと考えている時間がとても楽しい。

 夜は、六時から、行なわれた友人主催の「暑気払い」に出席。二時間ほどいて退席。その後、一人でサリーズ・バーへ転戦。偶然に居合わせたカメ&アコ夫妻や、サリーパパと一献。お店が混んできたので、関内の「写楽」へ。十一時前に帰宅。

 選挙は、愈々後半戦にはいった。マスコミ各誌の世論調査では、民主党が三百議席を超え、自民党は百議席の前半となる、正に歴史的な敗北を予想している。自民党が、単に民主党を批判するばかりで、真の保守的な政策を打ち出せないことも、民主党への追い風のひとつだ。せめて麻生総理が靖国神社に参拝をしていれば、もう少し国民の支持を得られたかもしれない。また自民党の向かい風を更に強くしているものに、共産党が今回の選挙において打ち出した「八%ルール」がある。それは、前回の参議院選挙で得票率が八%に達しなかった選挙区への候補者擁立を見送ったことだ。共産党が、その八%ルールで候補者を擁立しない選挙区の票は、まず間違っても自民党には行かないだろう。そのほとんどが民主党に行く。これだけでも自民党の候補者は不利だ。

 マスコミ各紙に掲載された政党のアピールに目がとまった。「北朝鮮・拉致問題」では、「拉致被害者の家族が、誰ならば助け出してくれるのかということについてアンケートをとらなくてもいいような国にしなければいけません」。「靖国参拝」では、「外国から参拝の是非を言われるのは、内政干渉である」。「憲法九条」は、「植民地思想」。田母神氏の更迭については「国防に言論の自由を」。自民党の政策ではない。幸福実現党のアピールである。だらしないぞ自民党! 

 民主党なんか嫌いだが、こういったことを、票につながらないからと言って、堂々と主張してこなかった自民党の責任が今、問われている、ということに気がついていない。民主党との違いを見せずして、何の保守なのか。己の立場を保守することに汲々としている今日の自民党は、やはり一度、下野すべきである。これは歴史の必然であるかもしれない。


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「海のエジプト展」を見た。

2009-08-23 16:06:13 | インポート

八月二十一日(金)晴れ。

 良い天気が続いている。やはり夏はこうでなければいてけない。午前中は、真面目に仕事に専念した。連載させて頂いている「実話時報」の第三回目の資料整理。

 午後は、下の子供は友達とプールへ。私は上の子供を連れて、みなとみらいのパシィフコ横浜にて開催されている「海のエジプト展」に出かけた。海に沈んだ古代エジプトの遺跡が順序良く整理され展示されている。正に古代のロマンを感じさせてくれる。平日なのに、展示場はかなり混んでいた。もしこれが日曜日ならば、細かい解説などいちいち見てはいられないだろう。さすがに子供には少々難しかったかもしれないが、私は楽しめた。それでも、こういった展示会や好みの映画は、一人で行くものだとしみじみ思った。入場料金が二千三百円という高価でなければ、もう一度ゆっくり見て廻りたいと思った。

 愚妻の仕事場に迎えに行き、みなとみらいのスーパーで夕食の買い物をしてから帰宅。夜は、キャベツが安かったので、千切りにしてから、軽く塩揉みして、ツナと一緒にマヨネーズで和えた、蜷川風コールスロー。コツは、塩揉みしてから五分ほどおいて、水分を切ったほうが良い。それてキャベツとジャガイモとコンビーフ炒め、キャベツとトマトのスープと、キャベツ三昧だった。国際陸上をつい見てしまうので、毎日寝不足気味である。

0622


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