白雲去来

蜷川正大の日々是口実

バッカスのご褒美。

2009-08-17 11:18:10 | インポート

八月十四日(金)晴れ。

 立秋を過ぎて、ようやく夏らしい日が戻ってきた。それにしても先日の地震には驚いた。オンボロの我が家は、揺れに揺れて、いつもは起きない子供達が青い顔をして二階から降りてきた。それでも予想されている東海地震の十分の一程度というのだから、そんな大きな地震が来たら、生き残るのは、もう運以外に無い。ここの所天候の異変が続いているので、嫌な感じだ。

 午後から事務所にて機関誌の印刷を行なった。今月号は、「白雲去来」のみで作ってみた。敬愛する時代小説の作家、宮城賢秀さんの備忘録「三星天洋」に倣ったものだが、宮城さんの本は、無料配布しているのに、私のものは有料である。しかし、しがない浪人生活ゆえ、平にご容赦願いたい。今月は、「大吼」の秋号の編集に追われる。

 夜は、吉田町の梅屋という鳥の専門店にて「合鴨」を買ってみた。スライスして焼いてから、大根おろしとポン酢で食べてみたが、中々美味かった。岐阜の細川先生から、楽しいメールを頂いた。それは、「酒を愛するということは、自分の命をバッカス(酒の神)に委ねるということ。そのご褒美に人は、酔っ払う」。ナルホド。さて今夜も、バッカスのご褒美にあやかろうか。


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