八月十九日(水)晴れ。
午前中は少し涼しかったので、朝食の後に、下の子供を連れて一時間半ほど歩いて、いい汗をかいた。健康とダイエットもあるが、酒を美味く飲める体にしたいのが本音である。
ニュースを見ていてぶっ飛んだ。上の子供の通う学校の先生が、出身校の吹奏楽部から楽器を盗んで逮捕されたというのだ。子供も吹奏学部に入っており、その先生が顧問で指導を受けていた。何でも、出身の高校の吹奏楽部の指導をめぐって確執があったとのことだが、盗みはいかんね。子供がショックを受けていて可愛そうだ。まあ人生いろいろ。先生もいろいろ。アレどこかで聞いた事のある比喩だ。
午後から事務所にて資料整理。クーラーをかけずに窓を全開にしてヒーコラ言いながら、たまっているスクラップや送られてきた機関誌などを片付けた。
帰宅後は、自宅でのんびりした。テレビは選挙一色。マスコミの予想では、民主党が三百議席を確保し、自民党は百五十程度となるそうだ。どうも、有権者の間には、「一度やらしてみたらどうか」という空気があるのではないか。民主党が政権をとったとしても、現実的な政策、すなわち経済政策の実現に追われて、他の事は手に着かないような気がする。私は、短命に終わるように思う。願わくば、民主党と自民党の真の保守が新たな政党を作り、自民党内の加藤紘一や山崎拓、中川秀直といった鶏冠の赤い連中と、民主党の左派の連中とが、一緒になれば分かりやすくて良い。
NHKで九時から「不屈の者たちへ」という番組を見たが、とても良かった。元プロ野球の投手であった盛田幸妃氏が脳腫瘍と戦いながら生きてゆく姿を描いたものだが、感動した。こういった番組を義務教育の場で見せたら良いとつくづく思った次第。また七時のニュースの「ベルリンの壁崩壊招いた計画二十年」も良かった。社会主義がいかに人類に惨禍をもたらしたのか・・・。しかし不思議なことに、まだ日本人の中に、その社会主義を信奉している人達がいるということだ。それも保守の仮面をかぶって。アホなNHKもたまには良い番組を放送する。カメ&アコちゃんの若夫婦が京都から送って頂いた「漬物」を肴に、「国際陸上」を見て、女子の五千米の予選で、中村、小林の両選手の走りを応援しました。