白雲去来

蜷川正大の日々是口実

連日おとなしく酔狂亭で月下独酌。

2012-02-17 22:43:28 | インポート

二月十七日(金)晴れ後曇り。

 朝、目が覚めると慌てて時計を見る。八時になるとNHKの朝の連ドラ「カーネーション」を見るためだ。この小市民的朝の目覚めがいい。

 

 今日は、亡き母の誕生日だ。生きていれば今日で九十三歳となる。仏壇に新しい花を供えて手を合わせる。午前中は良い天気である。忙しく、掃除洗濯、台所の片づけを済ませてから、のんびりとコーヒーを飲みつつPCに向かう。メールのチェッやフェイスブックで「友達」の書き込みを検索。

 

 テレビのニュースで、交際した男を次々と自殺に見せかけて殺した?デブの女の公判の模様を見た。それによると、過去に二十人ぐらいの男をスポンサーとして愛人契約を結んでいたと堂々と法廷で述べてたそうだ。思わず笑ってしまった。どんな男と付き合っていたかは知らないが、まあ人の好みだから大きなお世話と言われてしまえばそれまでだが、正直言って、どの男も「遊んでいねぇんだなぁー」と思った。おそらく、関内の飲み屋で、あんな女が席に着いたら、二度とそんな店には行かない。ブスに貢いで殺されて・・・。男は、悲しいというよりも、アホだねぇー。まあどうでもいいか。

 

 今日は、輾転社の藤本氏と打ち合わせの予定だったが、彼のご尊父の具合が悪いとのことで延期になった。皆、両親がそれなりの歳で大変だろう。そうそう小沢一郎の裁判だが、有罪の証拠と言うべき調書のほとんどが不採用となった。もし秘書だった石川が、ひそかに検事とのやりとりを録音しなかったらと思うと、怖いことだ。やはり、警察や検事の取り調べの際の可視化は絶対に必要だと思った次第である。

 

 夜は、手羽中の「五郎風」で月下独酌。真面目な日々が続いている。最近、目の調子が悪く、昼間に眼科に行き検査をして貰ったが、大したことがないと言われた。最近は、チョット体の調子が悪いと「老化」のせいにされる。仕方がねぇーか。

 

 明日は、陛下の心臓の手術が行われる。朝一番で近くの神社に行き、手術のご成功を祈念するつもり。東大病院で、手術を行うのが順天堂の先生とのこと。東大病院も面子を捨てて、実を取る。良いことだ。


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月下独酌。

2012-02-17 17:12:35 | インポート

二月十六日(木)曇り。

 

 いやはや寒い朝だった。今日は、正午より、打ち合わせを兼ねた食事会があるので東京行き。つい話し込んでしまい、自宅に戻ったのは四時過ぎ。往復の電車の中で、吉村昭の「ひとり旅」(文春文庫)を読了した。その本の中で、吉村氏が、「戦艦武蔵」を書くにあたって取材のために訪れた長崎での話の中に、元長崎市長の伊藤一長氏の名前があった。ご存知のように、伊藤元市長は、四選を目指して市長選に挑んでいた平成十九年四月十七日、自らの選挙事務所の前で、銃撃され死亡した。

 戦艦武蔵は長崎の造船所で建造されたのだが、それは当時極秘扱いされた。建造中に目隠しのために棕櫚縄ノレンをドックにめぐらした。その大量の棕櫚縄ノレンの原料がどこから来たのかと、吉村氏は調査した。それは長崎の稲佐橋の近くの魚網店だったのだが、そのお店は、伊藤市長の実家だったそうだ。例の銃撃事件がなければ長崎市長の名前などに興味はなかったのに、不思議なものだ。

 

 余談ではあるが長崎市長と言えば、平成二年の一月十八日には、陛下への不敬発言によって当時の本島市長が、長崎に本部を置く、正気塾の田尻(現・若島)和美氏によって銃撃されている。

 

 夕方は、掛りつけの医者に行き、異と血圧の検査。特に異常なしとのこと。夜は、子供の受験が無事に終わったことをお祝いしてすき焼きにした。結局、一人で月下独酌。


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