白雲去来

蜷川正大の日々是口実

沢さん「なでしこ」の名が泣くぜ。

2012-02-10 10:29:45 | インポート

二月九日(木)晴れ。

 久しぶりの良い天気。貧乏性なので、朝起きて天気が良いだけで、何か儲かったような気がしてしまうのである。歳だと笑われそうだが、お日様に向かって、柏手を二度打つ。正に皇国の春に包まれている。

 

 どうでも良いことかもしれないが、先日テレビで、女子サッカーのチームがスペインへ遠征し、その際に沢穂希(すごい。「ほまれ」と入力したら「穂希」と出た)選手が、憧れていたスペインのサッカー選手からサイン入りのシャツを貰った。嬉しいのは分かるが、「スゲェー、スゲェー」はないだろうと思った。「なでしこ」の名が泣きますぜ沢さん。照れ隠しだとは思いますが、そういった言葉は、アホなガキが使う言葉ですよ。お母さんが見ていたらどう思うでしょうかね。昔は、こうしたことがあると「お里が知れる」と陰口を言われたものだが、最近は、そういうことを指摘する大人が少なくなってしまったようだ。

 

 また、テレビの食の番組で、若い女の子が、一口食べた瞬間、「ウメェー」とか言う。もちろん、読書もしない、勉強もしないアホバカタレントだから仕方がないと言ってしまえばそれまでだが、ウチの子供だったら、その場で張り倒す。これが教育というものだ。

 

 右を向いても、左を見ても、馬鹿とアホウの絡み合い。どこに男の夢がある。こういう私も古い人間なんでしょうかねぇー。鶴田浩二もきっと泣いているに違いない。

 

 良い天気なので、久しぶりに一時間ほど歩いた。途中、行き付けの床屋を覘いたらオヤジが暇そうにしていたので、ちょうど良いと思って散髪した。最近は、床屋になりてが少なくなったそうだ。皆、美容師の方に行ってしまうらしい。それは、「顔剃り」が美容師にはなく(これが簡単なようで中々難しいらしい)、同じことをしても、美容院の方が、値段が高く取れる、ということにも関係していると言っていた。

 

 床屋を出て、まっすぐ帰ろうかと思ったら、途中で「たつ屋」のおやじと又目が合ってしまった。吸い込まれるように店に入って、キープしてある焼酎を出してもらい、「もやし炒め」「水餃子」で一杯やった。一時間ほどで、愚妻と子供に強制収容され、仕方なく家に戻った。どうも女というものは、男同士のコミニュケーションというものに理解がない。飲み足らず、家で「いいちこ」を飲みつつ、テーブルで寝てしまい、また子供に怒られた。あーあ我が家は地獄だ。


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