三月十三日(水)曇りのち雨。
花粉症がひどくて、最近はほとんど外に出ない。たまには、ザアッと大雨でも降って花粉を洗い流してくれたらいいのにと思言う。
自民党内部でTPPをめぐって意見が割れているようだ。じいちゃん議員同士の口撃バトルも見ていて面白かったし、巷間言われているように「選挙」のために「支持母体に気を遣っている」のかもしれないが、個人的には良く分からん。TPPに反対と言う人の意見を聞いていると、ナルホドと思うし、賛成の人の意見を聞いているとナルホドと思ってしまう。まあ範囲が広すぎて、それに関わる特定の利益団体の思惑などが複雑に入り組んでいて、中々素人には理解が出来ない。民主党も「賛成」の立場だったし、これからどんどん支持を低下させて行くことは目に見えている。
まあお米に関しては、あまり過保護にしていると、本当に将来はないと思う。輸入米が入ったからと言っても日本人は、恐らく口にしないだろうし、もっと競争力を高め、農業に関する規制を緩和して、誰でもがコメ作りに参加できるようにした方が良いのではないかと思う。農業人口は、減る一方で、従事しているのは圧倒的にお年寄りばかりだ。減反を強要して補助金を出して・・・。これで「保護」なんて言われても説得力が無いと思う。もっと自信を持って海外に門戸を開いた方が良いと、素人的には思っているのだが。
牛肉も、安い米国産の物が入ってくると日本の牧畜産業、牛農家がダメージを受けると言うが、そんな程度で駄目になるのならば、将来などもないではないかと思う。最近話題になっている馬肉も牛肉も、「霜降り」の肉と思ったら「牛脂注入」といって脂をさしこむことが、合法となっているらしい。(間違っていたらごめんね)通販の安いステーキのカタログを見ると、「牛脂注入肉なので良く焼いて下さい」との注意書きがある。そんな肉を「霜降り」何て言われて知らずに食べているくらいならば、色々な肉が入って来て競争力を高めれば、そんなインチキ霜降り肉などすぐに駆逐されてしまうと思う。
大体、焼肉屋の「ロース」にしても、ちゃんとした物を出しているお店が少ないと、いつか新聞に出ていた。最近の焼肉ブームで、牛や豚にもさまざまな部位があることが分かってきたが、どれが内臓で、他の部位か見た目では分からないものがある。加熱用の肉を生食用として出荷したり、色が悪くなれば発色剤?を使って綺麗に見せたりと、随分と怪しい物があるのではないだろうか。そういったインチキなものを提供したら、すぐに営業停止、罰金、懲役といった厳しい処置をしなければ、ますますモラルが低下して行く。何たって口に入る物なんだから厳しすぎることにこしたことはない。
風が強いので、サアッと買い物、といっても酒の肴を揃えて月下独酌。最近は、すぐに眠くなる。