白雲去来

蜷川正大の日々是口実

断食終了。

2013-03-27 10:53:35 | インポート

三月二十五日(月)雨のち曇り。

 七時に起床。絵にかいたような花曇りの朝。朝の体操がないので、のんびりと風呂に入った。部屋に戻って荷物整理。ほとんどの物を宅急便にて自宅に送る。

 九時から問診。さすがに来た時よりも様々な数値が良くなっている。体重も三キロ減。これを維持できれば良いのだが。努力しなければ。十時に朝食。今日は、アジの干物や副食が多い。粗食?に耐えていた身としては、とても豪華な料理に見える。断食をしていて思うことは、食べることの有難さと健康に感謝するということだ。

 アジアやアフリカの貧しい国々の人たちには、今の日本の飽食は想像がつかないだろう。高いお金を出して、豪華な食事をしに来るのではなく、「断食」をしに来るのだから。「食べないこと」にお金を使うなど、彼らには想像すらできまい。それを考えたら私たちは恵まれている。断食に来て、ここにいる間、自分を見つめ直す良い機会となっている。ここの先生や、親切なスタッフの皆さんに感謝し、ご挨拶をして駅に向かう。

 横浜駅で下車。お世話になった隠岐氏と別れる。二時前には家に着いた。子供たちに、遅い昼食を作ってあげてから荷物整理。

夜は、月に一度の町内のジジ・ババたちとの飲み会。さすがに断食明けなので体調も良くなく早めにお暇した。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

願わくば 鰹の季節に 酒飲まん。

2013-03-27 06:40:38 | インポート

三月二十四日(日)曇り。伊豆にて。

 断食の最終日である。いつもなら一週間を過ごすのだが三泊四日だとさほどキツイとは感じない。今日も朝七時におきて体操。聞く所によれば、私のいる宿は、平地に比べて二度ほど温度差があるそうだ。多少高地のせいかこの時期は晴れていても寒く感じる。


九時に治療。十時に朝食。重湯に味噌汁。不思議と空腹感はない。午前中に駅前で行われている桜祭りに隠岐氏と一緒に行く。私は昨日も来ているので、何処に何があるのか分かり、もっぱら隠岐氏の案内役。昨日気になっていた「手作りの万年筆」の所に行ったら、隠岐氏も手に取って買う気満々だったが、何せ三万近くもするので、この次ということに。


駅から出ている無料のバスでDHCの経営しているインドアのプールへ。昨日から止まったらしい人たちが降りてくるが、そのほとんどが女性である。当世流行の「女子会」とやらかもしれないが少々驚いた。


五十メートルもあるプールで三十分ほど歩き、休憩をはさんで二時間ほど泳いだり、歩いたりと体を使う。その後、宿に戻り、のんびりする。ちょうど桜が満開。大室山のふもとにある桜の名所まで行こうかとも思ったが、気が付いたら寝ていた。夕食は、「お粥」に味噌汁。食後はのんびりと風呂に入って読書。明日は下山だ。起きていると腹が減るので寝るのに限る。

 

願わくば 鰹の季節に 酒飲まん その九州の芋焼酎。西行に殴られそうだ。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする