三月二十五日(月)雨のち曇り。
七時に起床。絵にかいたような花曇りの朝。朝の体操がないので、のんびりと風呂に入った。部屋に戻って荷物整理。ほとんどの物を宅急便にて自宅に送る。
九時から問診。さすがに来た時よりも様々な数値が良くなっている。体重も三キロ減。これを維持できれば良いのだが。努力しなければ。十時に朝食。今日は、アジの干物や副食が多い。粗食?に耐えていた身としては、とても豪華な料理に見える。断食をしていて思うことは、食べることの有難さと健康に感謝するということだ。
アジアやアフリカの貧しい国々の人たちには、今の日本の飽食は想像がつかないだろう。高いお金を出して、豪華な食事をしに来るのではなく、「断食」をしに来るのだから。「食べないこと」にお金を使うなど、彼らには想像すらできまい。それを考えたら私たちは恵まれている。断食に来て、ここにいる間、自分を見つめ直す良い機会となっている。ここの先生や、親切なスタッフの皆さんに感謝し、ご挨拶をして駅に向かう。
横浜駅で下車。お世話になった隠岐氏と別れる。二時前には家に着いた。子供たちに、遅い昼食を作ってあげてから荷物整理。
夜は、月に一度の町内のジジ・ババたちとの飲み会。さすがに断食明けなので体調も良くなく早めにお暇した。