白雲去来

蜷川正大の日々是口実

横浜開港祭。

2017-06-07 11:31:38 | 日記
六月三日(土)晴れ。

そうそう、昨日は、横浜の開港記念日で、公立の小、中、高校は休みとなる。今日は、開港祭の日、港で花火などのイベントが行われる。横浜開港祭は、例年、港に感謝し、市民と共に横浜の開港記念日である六月二日を祝い、賑わいのある様々な催しを実施し、まちづくりと観光の活性化を図るために開催される"市民祭"。

一八五九(安政六)年六月二日、横浜は、幕府が前年アメリカ、オランダ、ロシア、イギリス、フランスと結んだ修好通商条約に基づいて、国際貿易港として開港された。しかし、当日なんらかの祝賀行事が行われた形跡はない。正確にいうと、日米修好通商条約では、アメリカの独立記念日にあたる七月四日(陽暦)が開港期日になっていたが、ロシアが切りのいい七月一日に変更し、イギリスもそれにならったのである。

アメリカにとって記念すべき七月四日、領事館に当てられた神奈川の本覚寺では、公使・領事らが祝典を行った。湾内に停泊する船にも旗が掲げられ、軍艦からは礼砲が放たれた。これを開港記念日の始めとする考えもあるが、開港を祝したのか、独立記念日の行事なのかはっきりしない。いずれにしてもアメリカ人だけの祝賀行事であった。

開港時にはなんの行事も行わなかった日本側だが、翌一八六〇(万延元)年六月一日から二日にかけて、市街の入口に位置する洲干弁財天の神社(現在の弁天橋周辺)で開港一周年を記念する祭礼が行われ、外国人の見守るなか、着飾った男女が山車・手踊りで練り歩いた。それまで八月一五日だった洲干弁財天の例祭は、以後この日に変えられたという。これが開港記念日の始まりである。(開港記念館)

と言うことで、松本佳展君のお世話で、我が家の家族や、仲良しさんと花火を鑑賞。楽しい一日だった。

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炊飯器を買って、ローン・レンジャー。

2017-06-07 10:48:08 | 日記
六月二日(金)晴れ。

昨日さほど飲んだわけでもないのに、酒が残りおり、少々不快な目覚めだった。それでも朝食はしっかりと食べた。メニューは、サバの文化干し、昨日の残りのカツオの刺身、やはり昨夜のボタン海老の頭を使った味噌汁。何度も書いているが、朝食が好きだ。目が覚めて天気が良く、家族が皆元気で、炊きたてのご飯がある。貧乏性なので、これだけで機嫌が良くなる。

先日、三年ほど前に買った炊飯器が壊れた。この金のない時に、こんちくしょうめ、こらえ性の無い奴だ。と罵ってやったが、炊飯器が、すいませんと謝る訳もない。まあ我が家との相性が悪かったのだと、あきらめた。仕方がないので、ヨドバシカメラへ行って、炊飯器を品定めした。一万円から十万円以上の物まで、どこが違って、こんなに値段が違うのか・・・。店員に聞こうとも思ったが、面倒だ。何を隠そう(隠すほどのものでもないが)私は、アウトドアー、ファンなのだ。車をワンボックスから乗用車に換へて、また子供が大きくなったので最近は一緒に行くこともなくなったが、家には、テントやタープ、ランタン、ストーブなどがかなりある。炊飯器を探していて目についたのが、ダッチオーブンのような炊飯器、「バーミキュラ」である。見た瞬間、一瞬で恋に落ちた。

キャンプの雰囲気で、ご飯が炊ける。ルックスも良い。店員に説明を聞いて、益々好きになった。思わず、結婚して下さい。と叫びそうになった。買います。買います。しかし、値段を聞いて、後ずさりした。良家の娘を家に迎えるのには、やはりそれ相当の覚悟がいるのだ。しかし、ここまで来て、逃げる訳には行かない。幸いにヨドバシの会員カードを持っている。店員に余裕のそぶりを見せてレジに向かった。

子供たちが帰宅すると、我が家に嫁入りしたバーミュキュラをしげしげと眺めている。レシピ本だって、写真集のようだ。どうだ、どうだ、新しい炊飯器。子供たちが声を揃えて、「高かったでしょう」。すかさず、「ハイヨー・シルバーだ」。子供たちには通じなかった。知らないのか、「ローン・レンジャー」だよ。(若い人は分からないかも)分かんないの、ローンだよ、ローン。子供たち曰く、「お金もないのに、またこんな高い物買って」。全く女子供には、男のロマンが分からん。

そのバーミュキュラですが、これが評判通り、炊いたご飯がとても美味しい。今までの炊飯器は何だったのか・・・。と思うほど美味しい。ただ、難点が一つ。保温がきかないのである。まあ我が家は、炊き上がってから三十分以内に、全員が食べるのでそれほど不便はないが、食事の時間がバラバラな家は、ちょっと不便かも。高かったが、毎日、家族の笑顔がプラスされれば、安いものだ。それと感動したのは、冷めてもご飯がおいしいのにはたまげた。

夜は、酔狂亭で月下独酌。

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