白雲去来

蜷川正大の日々是口実

いきなり秋に包まれた。

2017-09-03 00:24:41 | 日記
九月二日(土)雨後晴れ。

いやー、夜中に寒くて目が覚めた。夏掛け一枚では耐えきれずに、毛布を出して寝た。耳を澄ませば、雨の音。いきなり、秋になるとは、思いもしなかった。一雨ごとに寒くなる。昔の人は上手いことを言ったものだ。そう言えば、先日連絡のあった北海道の社友によれば、すでにストーブを出しているとか。わがままなもので、寒くなれば、夏が懐かしく、暑ければ、涼しい秋が待ちどおしい。秋と言えば、すぐに頭に浮かぶのが白居易の「琵琶行」の冒頭の一節である。

潯陽江頭夜送客 じんようこうとう 夜 客を送れば
楓葉荻花秋索索 ふうようてきか 秋 さくさくたり

ここまで秋が深まっている訳でもないが、今朝は寒かった。土曜日、家族も私ものんびりしている。九時前に皆を叩き起こして朝食。キャベツと豚肉の炒め物、焼きたらこ、ローソンのおでん、ジャガイモの味噌汁。昼は、博多の「だるま」のラーメン。(結構美味しかった)夜は、群青忌のスタッフ会議。蕎麦屋で飲んだ後に寿司屋に転戦。両方とも良いお店だった。

来月の群青忌のスタッフ会議を千葉の市川で行った。便利なことに、保土ヶ谷から一本、一時間足らずにて着いてしまう。色々な話をした後に、近くの蕎麦屋で直会。その後、有志にて近くの寿司屋に転戦。男は、どんな店で飲んでいるかで評価される時がある。我が盟友は、期待にそぐわない。酒飲みの機微を知っている。泊まろうとも思ったが、根性で横浜に戻った。後輩の体調不良が気になった。しかし考えてみれば五十を過ぎれば、何処も悪くないと言う人の方が珍しいのではないか。私だってそうだ。ちょっと憂鬱になったが、二軒目の酒がそれを忘れさせた。

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