白雲去来

蜷川正大の日々是口実

懐かしいものが出てきた。

2017-09-11 13:33:06 | 日記
九月十日(日)晴れ。

良い天気だ。雨戸をあけると、朝の陽ざしが、うわーっと入ってくる。この瞬間が好きだ。もう何年も頭から離れない、ぼんやりとした収入の不安を、一瞬吹き飛ばしてくれる。こんな日の朝食は、アジのみりん干し、納豆、水ナス、かぼちゃのおしんこ、永谷園の「松茸のスープ」にとろろこぶを入れたもの。昼食は、愚妻と一緒に近所の「たつ屋」というラーメン屋で、小チャーハン、小ラーメン、餃子。夜は、何とか豚のソテーに、スライスマッシュルームを山盛り添え。鳥の手羽元の塩焼き、レタスと玉ねぎのサラダ、かぼちゃのおしんこ。お供は、久しぶりに「黒霧島」で酔狂亭にて月下独酌。

朝食の後は、事務所行き。窓を全開にして、機関誌の編集。野村先生の盟友に、運動とは関わりが無いが大阪に岩田晃一さんがいる。まあ門下生や先生のご家族とは身内のようなお付き合いをしている方なのだが、先日、その岩田さんから丁寧な手紙を頂いた。何でも今年で九十歳になり、随分と体にガタが来ているので・・・。と言うことだった。同封されていたのが、以前岩田さんたちが発行していた同人誌の「雙葉」。平成七年に岩田さんが『燃えよ群青-回想・野村秋介」という本を出したことがある。その番外編とも言うべき「こぼれ話」を送って頂いた。良い文章なので、私の機関誌『燃えよ祖国』に掲載するつもりでいる。

事務所で、その文章に挿入する写真を探していたら、平成四年の参議院選挙で、岩田さんたちがご苦労された「風の会」の大阪選対の「事務所開設」の葉書きが出てきた。(写真参照)私の何でも取っておく趣味が、役に立った。五時前に、事務所を出て、夕食の肴の仕入れ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おーい。いや王維の今日の詩。

2017-09-11 13:09:41 | 日記
九月九日(土)曇り。重陽の節句。

今日は、五節句のひとつ「重陽の節句」。菊を用いて不老長寿を願うことから別名「菊の節句」。前夜から、菊の花の上に真綿を載せて、菊の香りを綿に写す。その綿で体を拭くと長生きをするとか。風流だなぁー。昔の中国では旧暦九月九日の重陽の節句には頭にハジカミの葉をさして高台に登り、薬酒を飲んで邪気をはらう「登高」という習慣があったそうだ。この日のことを詠んだ句で有名なのが、王維の「九月九日山東の兄弟を憶う」と杜甫の「登高」。好きなのは王維の詩。この詩を読むと、北海道に出張していた頃を思い出す。

独り異郷に在って異客と為り
佳節に逢う毎に倍ます親を思う
遥かに知る兄弟高きに登る処
遍く茱萸を挿して一人を少くを

私は見知らぬ異郷の地で独りぽっちだ。
祝い事の日にはなおさら親兄弟のことが恋しくなる。
(今日は重陽の節句なので)きっと兄弟たちは高台に登って 頭にハジカミの葉を挿しているだろうなあ。
その中に私だけがいないのだ…。(「日本人の漢詩」より)

この時、王維は十七歳、当時の中国の公務員試験「科挙」の試験を受けるために故郷を離れ長安に滞在している時の作とされている。きっとホームシックになったんだろうなぁー。

お仏壇のお花「スプレー菊」の水を換えてから朝食。ポークハム・プレスハムに目玉焼き、わかめの味噌汁。昼は、塩おにぎり一つ。夜は、「そごう」にて、カツオ、メジマグロ、カレイの縁側、むすび白滝の煮物を買って、のんびりと酔狂亭にて、愚妻、上の子供を相手に晩酌。桐生祥秀が、百メートルで九秒九八の日本記録。やはり九秒一番乗りは桐生だったか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無慈悲なことは避けてほしいなぁー。

2017-09-11 12:50:46 | 日記
九月八日(金)曇り。

テレビでは、北朝鮮の水爆実験とアメリカの制裁。色々な専門家が解説しているが、結局は北の首領様に直接会って話を聞いた人など誰もいない。アメリカが、制裁を強めれば、北の首領様は「無慈悲な報復」を行うそうだが、どんなことが「無慈悲」なのか教えてほしいなぁー。能天気な我が国は、何もできずに手をこまねいているだけだ。イスラエルやスイスは、国民のほとんどが避難できるシェルターがあると言うのに、日本は・・・。坐して死を待つのみか。政治家の皆さん。いざと言う時に、自分たちの家族を最初に逃がすことなんてないだろぅなぁー。

そんなことを漠然と考えながらの朝食は、清風楼の焼売、紅鮭、わかめの味噌汁。昼食は、おにぎり一つ。夜は、友人と、京急井土ヶ谷駅近くの居酒屋で飲んだが、人の顔が透けて見えるくらいの「カツオ」と「メジマグロ」にうんざりしつつ、最近できた「和らい」とか言う店に転戦。ここの方が期待しない分、潔かった。途中から愚妻が合流。九時過ぎに帰宅。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブーメランストリート。

2017-09-11 00:09:21 | 日記
九月七日(木)曇り。

「文春砲」がまたさく裂。これまで、宮崎謙介、中川俊直、今井絵里子と、いわゆる「不倫」報道が続いたが、今井絵里子以外は、えっそんな議員がいたのという感じのほとんど無名に近い存在で、不倫報道があって初めて名前と顔を知ったぐらいだ。しかし、ガソリーナ志桜里は別格。舌鋒鋭く、自民党や首相を攻撃していただけに、その反動とギャップに、普段はほとんど見ない「ワイドショー」に釘付けである。

恐らく、山尾志桜里もお相手の年下の弁護士も、家に帰ったならば、正に「針のムシロ」状態だろうな。これは私の下世話な想像ですが、幹事長に内定したその夜。自宅に、「ネェパパ。あたし幹事長に内定したの。今日は、前原代表や党の人たちとお祝いや、打ち合わせがあるから、帰りは朝になるね。子供を宜しくね」。とか言って、年下の間男とホテルでしっぽり。「文春砲」に撃たれた時、頭の中をよぎったのは、「ダンナに何て言い訳しようか」ではなかったか。「待機児童」問題で有名になった志桜里ちゃん。何だ、自宅で待機させていたのは旦那の方だったんだ。

年下の間男も同じ、適当な仕事の口実を女房に言って、オンナとお泊り。朝帰りの「文春」のインタビューで、すべて否定した「嘘」が痛々しい。両方の家庭で、シラーッとした空気の中、テレビを見ると、「不倫」のドラマや間男と同じ名前の男優が出ていて、傷に塩を塗ることになる。間男の家では、秘書かなんかが、「先生、この資料に『栞』を入れときました」と言って、八ッとなる。気まずいだろうなぁー。政治家に聖人君子を求めてはいないが、「言っていることと、やっていることが違う」ような連中は、特に公人の立場にある人は、指弾されても仕方がない。志桜里ちゃん。検事時代のことを思い出して、冤罪で捕まった人や、「ヤクザ」であるからと言って、理不尽なことで捕まる人たちの気持ちを、理解する良い機会だと私は、思いますが。

夜は、酔狂亭で、がっかりなカツオを肴に、独酌。なぜか、西城秀樹の「ブーメランストリート」のイントロが酔った頭にリフレインしている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする